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GWが家族で「読書」を楽しもう!
プリンス進学院 府中校
更新日 2026/04/23 作成日 2026/04/24
GWだから「読書」に挑戦しよう!
こんにちは。日々、多くのお子さんと接する中で、成績がぐんと伸びる子や、難しい記述問題でもスラスラと自分の意見を書ける子には、ある共通点があることに気づかされます。それは、「小学生のうちに読書習慣が身についていること」です。
読書習慣があるお子さんは、語彙力が豊富なのはもちろん、文章の行間を読む力、つまり「相手の意図を汲み取る力」に長けています。これは国語だけでなく、数学の文章題や英語の長文読解、さらには大人になってからのコミュニケーション能力にも直結する、まさに「一生モノの財産」と言えるでしょう。とはいえ、中学生になると部活動や定期テストに追われ、腰を据えて本を開く時間は驚くほど減ってしまいます。だからこそ、比較的時間にゆとりのある小学生の時期、特にこのゴールデンウィーク(GW)をきっかけに、読書の楽しさを知ってほしいと願っています。
今回は、保護者のみなさまがどのようにお子さんに寄り添えば、無理なく「読書好き」への一歩を踏み出せるのか、具体的なアイデアをご紹介します。
無理なく続く!GWにおすすめの読書術
「本を読みなさい」と言うだけでは、なかなか子どもは動きませんよね。まずは、生活のリズムの中に読書を「自然なもの」として組み込む工夫が必要です。
①「同じ時間に読む」けれど、内容は共有しない
親子で同じ時間に読書の時間を設けるのは素晴らしいことですが、コツは「あえて違う本を読む」ことです。お父様やお母様はご自身が読みたい本を、お子様はお子様の本を。これにより、読書が「やらされる課題」ではなく、家族の「自然な習慣」に見えてきます。読んだ後に「どんな話だった?」と軽くお喋りするだけで、お子様の満足度はぐっと高まるはずです。
②「時間固定」より「行動セット」で習慣化
「19時から」と時間を決めるよりも、「お風呂の後」や「寝る前」のように、既存の生活習慣とセットにする方が定着しやすくなります。この方法は、GWが終わった後も学校生活の中で継続しやすいのが大きなメリットです。
③「日中は外、夜は読書」の黄金リズム
高学年のお子様には、一日のメリハリが大切です。日中は外で思い切り体を動かしてストレスを発散し、夜は静かに本を開く。この切り替えが集中力を高め、読書への没入感を深めてくれます。
④「途中でやめてOK」という心の余裕を
一番避けたいのは、読書が苦痛になることです。「一度読み始めたら最後まで読まなければならない」というプレッシャーは、読書嫌いを生む原因になります。合わないと思ったら別の本に変えてもいい、というルールにしておくと、お子様も気楽に新しい世界に飛び込めます。
GW最終日は「映画鑑賞」をゴールに
今回のプランでおすすめしたいのが、読書体験のゴールを「映画」に設定することです。たとえば、以下の作品は原作も映画も素晴らしく、高学年のお子さまにぴったりです。
· ハリー・ポッターと賢者の石
· 西の魔女が死んだ
· エルマーのぼうけん
最終日に映画を観ることで、「本ではこう描写されていたけれど、映像だとこうなるんだね」といった、「違いを楽しむ」会話が生まれます。「どっちが好きだった?」と問いかけるだけで、お子様の読解力や表現力は自然と引き出されていくでしょう。
お子様のタイプ別!おすすめ本セット
お子様の興味や読書レベルに合わせて、3つのセットをご用意しました。
【セット①】王道の成功パターン(得意〜普通の子向け)
1. ハリー・ポッターと賢者の石(没入感抜群の長編)
2. エルマーのぼうけん(入りやすい冒険物語)
3. ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(サクッと読める短編)
狙い: レベルに差をつけることで「どれかは必ずハマる」構成です。エルマーから始めてリズムを作り、ハリー・ポッターでどっぷり世界観に浸るのが理想的です。
【セット②】考える力+心の成長セット(じっくり派向け)
1. 西の魔女が死んだ(思春期の心に響く)
2. モモ(「時間」について深く考える)
3. あるかしら書店(ユーモアで頭を柔らかく)
狙い: 高学年らしい思考力を刺激する構成です。読書の「質」を一段上げたい時に最適です。
【セット③】読書が苦手な子でもハマるセット
1. ざんねんないきもの事典(知識欲を刺激)
2. ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(テンポの良さ)
3. エルマーのぼうけん(物語の楽しさを知る)
狙い: 図鑑形式から始めて「読むハードル」を極限まで下げ、徐々に物語の世界へ誘います。
5日間のモデルスケジュール
· 1日目: 本を選ぶ(一番ワクワクする時間です)。夜に親子で読書開始。
· 2〜4日目: 日中は外遊び。夜に20〜30分の読書と、一言だけの感想タイム。
· 5日目: 読了していなくてもOK!夜は映画を観て、親子で語り合いましょう。
大切なのは「評価しない」こと
最後に、保護者の方に一番大切にしていただきたいのは、お子様の感想を評価しないことです。「そんなの正解じゃないよ」とか「もっといい感想はないの?」といった言葉は、思考の芽を摘んでしまいます。
お子様が何か言ったら、「へぇ、そう思ったんだね」と受け止めるだけで十分です。親御様がニコニコと話を聞いてくれる。その安心感こそが、子どもたちが自ら考え、想像する力を育む一番の栄養になります。
このGW、全部を読み切る必要はありません。「この一冊、面白かった!」。そんな一言が1回でも聞ければ、そのGWは大成功です。肩の力を抜いて、親子で本の世界を楽しんでみませんか。
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