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勉強疲れとは?子供の勉強疲れに対する対処法をご紹介します!

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更新日 2024/09/30 作成日 2024/09/30

長時間勉強をしていると、「勉強疲れ」を引き起こすことをご存じでしょうか。子どもが勉強を嫌がったり、集中できなかったりするときには、勉強疲れを起こしているかもしれません。勉強疲れの原因を知り、対策をしっかり行いましょう。今回の記事では、勉強疲れの概要や勉強疲れを引き起こす原因、勉強疲れによって引き起こされる症状や対処法を解説します。勉強疲れの予防方法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


勉強疲れとは

勉強疲れとは、長時間勉強することで感じる疲れのことです。勉強疲れの状態で勉強を続けても集中できず、勉強も非効率となります。勉強疲れは特に受験対策などで長時間勉強していると発生しやすいため、原因や対策方法をしておくことが重要です。


勉強疲れを引き起こす原因とは

勉強疲れを引き起こすおもな原因には、以下のものがあります。

・脳の疲れ

・身体的な疲れ

・眼精疲労

・精神的な疲れ

・睡眠不足

それぞれの原因についてくわしく解説します。


長時間勉強すると、脳が疲れる

勉強疲れのおもな原因が、脳の疲れです。勉強を長時間行うと、大量のエネルギーが脳で消費されます。その結果、脳のエネルギーが不足し、脳の疲労につながります。特に人体で消費するエネルギーの内20%は脳で消費していると言われ、脳が動くためには多くのエネルギーが必要です。


同じ姿勢を維持することなどによる身体的な疲れ

長時間同じ姿勢で勉強をしていると、血流が悪くなります。血流の悪化によって、肩こりや腰痛が発生することもあるでしょう。または勉強をする前の何らかの日常活動で体に疲れがたまっていて、勉強で机に向かうことで身体的な疲れとして出てくることもあります。


眼精疲労

長時間勉強によって文字を見続けていると、目にも疲れが出てきます。目からたくさんの情報を取り入れて脳に送るため、目のたくさんの神経に疲れが出て、眼精疲労を引き起こします。眼精疲労がひどくなると、頭痛やめまい、肩こりといった症状としても出てきてしまいます。


勉強が思うように進まないことによる精神的な疲れ

苦手な科目に取り組んでいる、問題の解き方が分からない、といった勉強に関する悩みによってストレスを感じたり、精神的に疲れたりするのも、勉強疲れの原因のひとつです。勉強そのものに対してストレスを感じるのはもちろん、友人関係や学校関係などに不安があったり、学校や部活で嫌なことがあったりといった精神的にストレスがたまっている状態で勉強をすることも、勉強疲れを引き起こしてしまいます。


睡眠不足

睡眠不足で勉強をすると、脳も体もすでに疲労している状態のため、勉強中に疲れを感じやすくなります。脳は睡眠中に情報を処理する役割を持っています。そのため睡眠不足の状態では、脳がふだんよりも情報を処理する容量が小さくなってしまいます。勉強をしているうちに脳で処理できる情報量が限界に達してしまい、脳は新しい情報を受け付けられなくなります。その結果、勉強に集中できなくなったり、勉強へのやる気が低下したりといったことにつながります。


長時間の勉強で手や指が痛くなる

長時間勉強をしていると手や指が痛くなってしまう場合があります。これは姿勢やノートの角度、ペンの持ち方のいずれかが適切でないことが原因として考えられます。ペンの持ち方が悪いと、書くスピードが上がらない痛くなって長時間勉強できない、筆圧が安定しないといったデメリットがあり、勉強に集中できなくなってしまいます。


勉強疲れの時に起こる症状とは?

勉強疲れの状態になると、心身にさまざまな症状として現れてきます。勉強疲れのときに起きる、具体的な症状は以下の通りです。

・イライラしやすくなる

・集中力が続かなくなる

・勉強がしたくなくなる

・頭痛がする

・良く眠れなくなる

イライラしやすくなる

疲れやストレスが溜まると、人は少しのことでもイライラしやすくなります。勉強疲れの状態でも同様で、普段ならば何でもないようなことでも、イライラすることが増えてしまうでしょう。イライラすることで、勉強に集中できなくなってしまうことも多いです。


集中が続かなくなる

疲れてくると、頭がぼんやりたり、ぼーっとすることが多くなり集中力が続かなくなってしまいます。勉強疲れが起きると、イライラのほかに集中できなくなる症状があり、勉強が進まないといった悪循環となってしまうでしょう。


勉強がしたくなくなる

勉強疲れによってイライラや集中できない、といったことが重なると、勉強に対するモチベーションも低下してしまいます。最終的には、勉強がしたくない、といった状態に陥ってしまうでしょう。


頭痛がする

勉強疲れの状態になると、勉強に取り組むさいに頭痛が発生するようになります。頭痛が引き起こされる原因は、長時間同じ姿勢をしていたことによる血行不良や眼精疲労、寝不足などさまざまです。頭痛そのものがストレスになったり、勉強に集中できなかったりといった原因にもなります。


良く眠れなくなる

勉強疲れそのものの原因として、大きなストレスをかかえていると夜なかなか眠れなくなってしまいます。夜中に何度も起きてしまったり、睡眠の質が確保できていないことから日中ぼんやりしてしまったりといったことになるでしょう。


勉強疲れに対する対処法とは?

勉強疲れが出てしまったときには、しっかり対処することで勉強疲れは解消できます。おもな勉強疲れへの対処法は以下の通りです。

・糖分を補給する

・軽い運動で体を動かす

・仮眠を取る

・深呼吸をする

・目を休める

・人と話す

それぞれの対処法について解説します。


糖分を補給する

勉強疲れの代表的な対処法が、糖分を補給することです。脳はエネルギー源としてブドウ糖を消費します。疲れている脳に対して、糖分を補給してあげることが重要です。

ブドウ糖は、ラムネや飴、チョコレートのほかご飯やパンなどの炭水化物にも含まれています。長時間勉強をするときには、間食の時間を設けて糖分を補給しながら勉強をすることをおすすめします。


軽い運動で体を動かす

勉強疲れを感じたら、軽く体を動かすことも効果的です。同じ姿勢を維持し続けると血流が悪くなってしまいます。ときどき肩や首を回したり、軽くストレッチをしたりして体を動かしましょう。特に疲労がたまりやすい首や肩、腰を重点的に伸ばしてあげることで、勉強疲れに対して対処することができるでしょう。


仮眠をとる

体そのものを休ませるために、仮眠を取るのも効果的です。特に疲れだけでなく眠気を感じるときは、少しだけ仮眠の時間をはさんでみましょう。仮眠を取れば、脳や体の疲れが軽減されるだけでなく、気分もリフレッシュされます。

ただし、仮眠は午後3時まで取るようにして15~20分、長くても30分程度にとどめておくようにしましょう。長時間眠ってしまうと、夜に眠れなくなったり、すぐに起きれずに勉強を再開できなくなったりといった悪影響が出る可能性があります。

短時間の仮眠にとどめるために、横にはならず机に伏せたり、座った状態で仮眠を取ったりすることがおすすめです。


深呼吸をする

勉強によって長時間同じ姿勢を続けていると、無意識に呼吸が浅くなり、脳の酸素不足を引き起こすと言われています。脳が酸素不足になると、疲れのほか集中できなくなる、頭痛がするといった症状が出てきます。勉強をしていて疲れを感じたら、ゆっくり深呼吸をすることで脳に酸素を送り込むことができます。

また深呼吸を繰り返すことで、脳に酸素を届けてくれるだけでなく、副交感神経の刺激にもつながります。副交感神経を刺激させることで脳と体をリラックスさせる効果も期待できるほか、リフレッシュにもつながります。深呼吸のさいには、リフレッシュを兼ねて外の新鮮な空気を吸うのもおすすめです。


目を休める

長時間の勉強によって、目にも疲れがたまってしまいます。目や頭が重いと感じたり、目に違和感を覚えたりしたときには、目をしっかり休めてあげましょう。目を休ませるのには、以下のような方法があります。

・数分間目を閉じる

・目薬をさす

・温かいアイマスクやお湯に浸したタオルで目を温める

・休憩中にスマホやパソコンを使わない

目の疲れやコリは蓄積されていくものです。目の疲れを感じたら、早めの対処が重要です。


人と話す

長時間ずっと1人で勉強に取り組んでいると、疲れがたまってきてしまいます。特に苦手科目やわからない問題を解くときは疲れを感じやすいです。さらに、1人で黙々と勉強しているとネガティブな考えになりやすく、ストレスや疲れを溜め込んでしまうケースもあるでしょう。

勉強疲れを感じたら、勉強とはまったく関係ない話を家族や友だちとすることで、気分もリフレッシュできます。勉強や受験に対する不安な気持ちがあるときには、先生や家族など身近な人に相談して上手く気持ちを吐き出すことで、ストレスや不安の解消になるかもしれません。勉強のつらさや受験への不安を友だちと共感したり、情報交換したりすることも良いでしょう。


勉強疲れを予防するためには?


勉強疲れになってしまったときの対処方法を知っておくのはもちろん、ふだんから勉強疲れとならないように心がけることも重要です。勉強疲れの予防方法には、以下のものがあります。

・規則正しい生活を送る

・食事をきちんと摂る

・勉強する場所を変える

・勉強の目的を振り返る

それぞれの予防方法について解説します。


規則正しい生活を送る

勉強疲れからの疲労回復のためには、毎日規則正しい生活を送ることを心がけましょう。しっかりと睡眠時間を確保し、起きる時間と寝る時間を一定にすることで、規則正しい生活習慣が身につけられます。睡眠時間をしっかりと確保することで、脳を休ませることも重要です。


食事をきちんと摂る

食事をきちんと摂ることも、勉強疲れを予防するうえで重要です。人間は体を動かすためにエネルギーと多様な栄養素を必要とします。また、ビタミンBやビタミンCは疲労回復にも効果的です。きちんと3食、バランス良く食べることが勉強疲れを予防するうえでも重要と言えるでしょう。


勉強する場所を変える

同じ場所でずっと勉強していると、行き詰まったときに気分が下がったり、集中力が続かなかったりなど、勉強疲れの原因になる可能性があります。自宅だけでなく、勉強する場所を変えてみることで、リフレッシュした気持ちで勉強に取り組むことができるでしょう。たとえば図書室や塾の自習室など、静かで集中できる場所で勉強してみることをおすすめします。


勉強の目的を振り返る

勉強の目的を忘れると、目の前の勉強をこなすことで精一杯になってしまい、結果的に勉強疲れになってしまう可能性が高いです。当初の勉強の目標を振り返ってみましょう。その際に、志望校合格やテストの点数アップといった、具体的な目標を振り返ることが重要です。勉強の目的を定期的に振り返ることで、勉強疲れへの対処にも、予防にもなるでしょう。

まとめ

勉強疲れの原因や対処方法、予防方法を紹介しました。勉強疲れは、長時間勉強をしていたり、日頃から疲れやストレスがたまった状態で勉強したりすると、誰にでも起きる可能性があります。勉強疲れへの対処方法や予防方法はいろいろなものがあります。自分に合う方法を見つけて、勉強疲れを起こさないようにしましょう。


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