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講習会の取り組み(中学生編)
プリンス進学院 多摩センター校
更新日 2020/12/03 作成日 2020/12/03
冬期講習会スタートまで、半月ほどとなりました。
今回は、冬期講習会前によく生徒たちと話す内容を、そのまま保護者の方にもお伝えしようと思ってブログを書いています。
中3にとって、この冬の取り組みが非常に大切なのは言うまでもありませんが、見落としがちなのは他の学年においても冬は重要だということです。
まず中2、いよいよ4月から受験生になります。
時に生徒たちは「4月になったら頑張ろう」と言うのですが、果たしてそれで上手く成績を伸ばせるでしょうか。
私たちはこう返します。
「部活に置き換えてみよう。練習はあまりやらないけど、試合だけ頑張って良い結果を出そうとする人がいたら、うまくいくかな?」
ほとんどの生徒が「いや、それは無理」と言います。
「そうだよね、練習こそ頑張るべきだよね。じゃあ今言った“試合”って、受験に置き換えると何のことだろう?」と質問すると、生徒たちからはたいてい「入試当日かな」と返ってきます。
いよいよ核心に迫る質問です。
「確かに入試の本番は大事だけど、入試では内申点も関わってくるよね。それはいつ決まるんだろう?」
これに対して、きちんと答えられる生徒は多くいません。
「内申が決まるのは中3の11月だけど、そこには4月からの成績が入るんですよね?」
こう答えられれば大正解です。
さて、ここまでのやり取りでもうお分かりだと思いますが、受験の本番は中3の4月にスタートするということです。
果たしてそこから頑張るだけで上手くいくのでしょうか?
現時点で「今までに習った範囲で分からないことは全くない、通知表だって5科は当然オール5だ」と言い切れる中学2年生なら、4月からでもあまり問題はないかもしれません。 しかし、そのような中学生はなかなかいません。
つまるところ、中2にとってこの冬は『受験生としてスタートダッシュを切るためのラストチャンス』と言ったところでしょうか。
自分の課題を確認し、計画を立てて、3月までには課題を克服しておかないと、自分の希望をかなえることが出来なくなってしまう可能性もあるということです。
特に高校受験で難関校を目指す場合は、難しい入試問題に対応しなければなりません。
そうなると内申点のことだけでなく、出来るだけ早い段階から入試対策を行わないと間に合いません。
教科にもよりますが、中2のうちに中3までの範囲を習得して、4月になったら入試対策を開始しないと間に合わなくなるようなケースもあります。
もちろん、塾通いをそんなに焦らなくてもいいと言えるケースもあります。
それはどういうケースか?
ずばり、先取り学習を十分に進めている場合です。
先にも述べたように、すでに中3の範囲を習得し終わっていれば、何も焦る必要はありません。
だから、早い段階から先取りをどんどん進めていくと様々なメリットがあるのです。
ここまで中2の話が中心でしたが、中1でも同様に「先取りのメリット」はとても大きなものです。
冬の間に先取りを行い、きちんと定着していれば、新学年になって困ることは少なくなりますよね。
中2になれば部活や学校行事でも主体的に率いていく立場になります。
学校生活がもっと忙しくなり、学習内容も難しくなる「中2本番」の前に、「きっちり出来るまでやりきる」という経験を中1の間にしておく。
学習内容としても先取りをして中2進学に備える。
これは中2スタートダッシュの重要なポイントです。
期間は短いですが、先を見据えて取り組むことの大切さ、そして計画性のある学習姿勢を育てます。
これがこの冬期講習会の意義なのです。
今回は中学生によく話をする内容に焦点をあててお伝えしました。
次回は小学生の冬期授業の取り組みなどを配信する予定です。
何か気になることなどがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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