成績（テストの点数）を上げたいのであれば、「勉強計画」を立てることが必要不可欠です。「勉強計画」を立てるというのは、具体的には以下の3つの要素を明確にすることです。

①テスト範囲（抜け・漏れを防ぐ）

②取り組む内容（単語の暗記、ワークの間違い直しなど）

③勉強時間をどこで確保するか

①②については先日のブログでも紹介した通り、「定期テスト対策チェックリスト『実践躬行』」を用いて、定期テストの約1ヶ月前から準備を始めます。しかし、③が明確になっていない（いつ勉強するか決めていない）と結局全て中途半端になり、点数アップにはつながりません。

そこで当教室では、定期テスト対策特別補講（テストレ）が始まるタイミングで生徒にその週の週末～月曜日の予定確認を促し、そのうえで「テストレに参加する」「自宅学習に取り組む」などの勉強計画（テストレ予定調査票）を提出してもらいます。また、予定されている勉強時間が少ないなどの場合は、個別で話を聴きながらアドバイスを行っています。

▼「テストレ予定調査票」はこちら（当教室の生徒が実際に作成したものです）

先々のことをイメージして計画を立てることは、自分自身の将来や志望校を考えることにもつながるとても大切なことなのですが、あまり細かく計画を立てようとすると、それ自体が負担になりかねません。まずは「夕食後の休憩は19:30までにして、19:30～22:00は勉強する」という程度の計画で十分です。緻密な計画の立案よりも「自分で立てた計画の通りに動ける」ことそのものが重要で、テスト勉強や高校受験は、そのような力を鍛えられる絶好の機会でもあるのです。「テスト勉強」1つをとってみても実に多くのことが学べるわけで、それを上手く活かさない手はありません。日々の取り組みが、生徒の成績向上だけでなく、もっと大きな様々な部分での成長につながることを願っています。

なお、10/31(土)・11/1(日)・11/2(月)に実施する予定の定期テスト対策特別補講（テストレ）のスケジュールは、決まり次第あらためてこのブログに掲載いたします。「早めに」「計画的に」準備を進めるためにも、ぜひ積極的に参加してください。なお、定期テスト対策特別補講（テストレ）には塾生以外の方も参加ができます。ご興味がございましたら、ぜひお気軽に教室までご連絡ください。

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