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小学生:国語の取り組み
プリンス進学院 南大沢校
更新日 2020/12/14 作成日 2020/12/14
前回の記事でご紹介しましたが、南大沢校では小学校卒業までに「英検・漢検 4級合格」を目指しています。特に、漢検や文章検は語彙を獲得するには絶好のツールです。
若年層の国語力低下が叫ばれて久しいですが、国語力のうち読解力(文章内容を正確に読み取る力)に限定するなら、その土台の盤石さは語彙量と比例します。そして、語彙量と知識量もまた比例します。
大人が強制してしまうと「嫌なもの」という認識を持ってしまう検定ですが、塾がうまく入り込み「受ける意義」を生徒本人に理解してもらうことで、ワクワクしながら前向きに取り組んでもらいやすくなります。
また、語彙が多い生徒は、読める本のジャンルも幅広くなり、豊かな読書体験を小学生のうちに獲得しやすくなります。小学校高学年から中学生の多感な時期に、衝撃を受けるような書籍と出会えることはとても価値の高い体験です。とはいえ、ただ「読書をするといいよ」と言われただけでは、読書習慣を持っていない小中学生が自ら本に手を伸ばすことは滅多にありません。
そこで南大沢校では、子供たちが読書に興味を持ちやすくなるよう様々な取り組みを行っています。その一つとして、皆がお気に入りの本を紹介するビブリオバトルがあります。一人1~2分で感銘を受けたポイントなどを発表します。全員が強制的にやならいといけないのではなく、ちょっと紹介してみようかなと思った生徒だけが発表します。南大沢校のビブリオバトルでの唯一のルールは「発表内容がどうあれ周りの人は一切否定しない」というものです。ちょっとだけ勇気を出して紹介すると、皆から拍手喝采され「紹介してよかった」という成功体験を積みます。先日も実施しましたが、発表した生徒の満足そうな姿を見て、これまで本は嫌いだと言っていた男の子や、人前で発表するのは苦手だと思っていた女の子が「自分も次回発表したい」と言いに来てくれました。その好奇心と勇気に感動しました。この子たちは、次回のビブリオバトルで豊かな読書体験の扉を自らの手で開くことになります。そして、豊かな読書体験を新たに手に入れた生徒に勇気づけられ、周囲の生徒たちも読書に興味を持ち始めます。
他人に与えられたものはすぐに手放してしまいますが、自ら手に入れたものは財産となります。今後も、子供たちが自らの意思でチャレンジしたいと思える仕掛けをこらした環境づくりに励みます。
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