お申込み・お問い合わせはこちら
042-366-0222
「ホームページを見た」とお伝え頂くとスムーズです
都立入試の「今」を読み解く。2026年度志望調査と推薦入試から見える合格への道筋
プリンス進学院 府中校
更新日 2026/01/27 作成日 2026/01/27
保護者の皆さま、こんにちは。日増しに寒さが厳しくなり、受験生のご家庭では緊張感が高まっている時期ではないでしょうか。お子さまの頑張りを一番近くで見守っていらっしゃる皆さまに、最新のデータに基づいた都立入試の現状をプロの視点からお伝えしたいと思います。
まず、都立入試の動向を占う上で欠かせない「都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査」について解説します。これは通称「校長会調査」と呼ばれ、都内の公立中学校の卒業予定者を対象に、昨年12月時点での第一志望校を集計したものです。2026年度(令和8年度)の調査結果によれば、都立全日制への志望率は57.3%となり、2年前の63.0%から5.7ポイント低下し、2年連続6割を切りました。卒業予定者数自体も前年から301名減少して77,555名となっており、少子化の影響に加え、私立高校の授業料無償化拡充などの影響で、進路の多様化が読み取れます。
次に、倍率から見える傾向を見ていきましょう。2026年度の全日制全体の志望倍率は1.12倍で、2025年度の1.15倍からわずかに低下しました。普通科(単位制を除く)の志望者数も32,703名と前年から821名減少しており、一見すると数値の上では「入りやすくなった」ように見えるかもしれません。しかし、中身を詳しく見ると、人気校への集中は依然として続いています。
例えば青山高校の1.69倍、駒場高校の2.03倍、豊島高校の2.04倍、多摩地域では日野高校の1.87倍、昭和高校の1.80倍といった学校のように、全体の倍率低下に反して非常に高い倍率を付けている高校があります。一方で、1.0倍を下回る学校も一定数存在しており、平均値だけでは見えてこない「人気校とそれ以外の学校」の格差、いわゆる二極化が広がっています。
また、先日発表された「推薦入試」の応募状況からも興味深い事実が見えてきます。2026年度の推薦入試において、特に高倍率となった上位校の顔ぶれを前年と比較してみましょう。2025年度は新宿高校(単位制)が5.31倍でトップ、次いで工芸高校(デザイン)が5.10倍、総合芸術高校(美術)が5.08倍、という順でした。これに対し、2026年度は新宿高校(単位制)が5.78倍で2年連続トップ、総合芸術高校(美術)の5.04倍、東大和南高校の4.73倍(前年度より2.25ポイントアップ)と続きます。推薦入試においても「人気校の激戦化」が加速していることが分かります。
最後にお伝えしたいのは、これらの数字はあくまで「通過点」であるということです。校長会調査は12月時点のものですし、推薦入試の倍率結果を受けて、2月の一般入試で志望校を変更する生徒も少なくありません。本番の倍率は、これからの私立合格状況や志願変更によって必ず動いていくものです。
ただ、現在中学2年生以下の皆さんの代では、この「二極化」の流れがさらに強まる可能性も考えられます。都立推薦入試の厳しい現状も踏まえると、人気校を目指すのであれば、倍率という数字に振り回されない「圧倒的な基礎学力」と、「早い段階からの『内申点』の確保」が不可欠です。早めに目標を定め、一歩ずつ準備を始めることが、結果としてお子さまの自信と余裕に繋がります。私たちも、変化する入試情勢を見極めながら、精一杯サポートさせていただきます。
正会員へのお申込ください
最近見た教室
さん、ありがとうございます!
写真を受信しましたので、こちらで確認を行います。