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高校受験は"塾なし"でも合格できる?通塾が必要な子供の特徴や塾に通うメリットを解説

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更新日 2024/03/18 作成日 2024/03/18

勉強する中学生

高校受験に向けて、多くの学生が塾に通い始める中学3年生。しかし、「費用が高い」「通えるか不安」など、塾に通わせることへの不安を抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、塾なしで高校受験が可能かどうか、そして塾なしで合格を目指す場合の心構えや、通塾のメリットについて解説します。

高校受験は塾のサポートなしでも合格できる?

結論から言えば、塾を利用せずに独学のみで志望校合格を達成する中学生は存在します。けれども、一般的には高校受験を機に塾通いをはじめるご家庭が多いのが現実です。

文部科学省の令和3年度、子供の学習費調査によると、公立中学の3年生の通塾率は84%にものぼることが分かりました。ほとんどのご家庭で受験に備えて、学力を高めるために塾を利用していると考えられます。

出典:「子供の学習費調査 / 令和3年度 子供の学習費調査 3 学年(年齢)別、所在市町村の人口規模(学科)別の学習費支出状況

けれども、高校受験に塾通いは必須ではありません。また、塾通いをはじめても子供に合わない場合、塾の効果が発揮されないこともあります。塾に通うことは安くない費用も発生するため、親御さんとしては塾に通わせるかどうか慎重に判断したいという方も多いですよね。

もしも、子供の高校受験のために通塾させるか悩んでいる場合、次で紹介するポイントにお子様が当てはまっているかをぜひご確認ください。お子様が当てはまる場合は通塾の検討をおすすめします。

学習習慣が身に付いていない

中学生は学校での勉強のほか、部活動や習い事で忙しくなります。また近年ではスマートフォンやゲームなどの魅力的なコンテンツが豊富にあるため、帰宅後つい長々と没頭してしまうこともあるでしょう。その結果勉強の時間をなくしてしまい、定期テスト前になって慌てて勉強をはじめる、ということもあるかもしれません。

高校受験への準備として、毎日コツコツ勉強を続ける努力が必要となります。

ところが、多くの子供たちは自主的に勉強時間を確保することが難しく、まだ勉強することが習慣として身に付いていないことも、高校受験に挑戦するにあたっては大きな課題となるでしょう。

学習習慣が身に付いていない場合、通塾は有効な方法です。塾での勉強を通じて、定期的かつ計画的な学習習慣を身につけ、勉強時間を確保できるため、受験に向けて確実に準備を進めることができます。

志望校が難関校やレベルの高い高校

高校受験での出題範囲は、基本的に教科書の内容です。たとえば都道府県立高校の入試では、英単語なども教科書に採用されているものを中心に出題されます。そのため、お子さんのレベルで無理なく挑戦できる高校を志望校として選び、正しい方法で自己学習を進めれば、塾のサポートがなくても合格を期待できるでしょう。

ただし、一部の難関私立高校や独自入試を行う国公立高校では、中学校の教科書レベルを超えた難易度の問題が出題されることがあります。難関校や自分のレベルより高い学校を目指す場合は、その学校に合わせた対策が必要です。ライバルとの競争も考慮し、学習塾の利用を検討することをおすすめします。

保護者のサポート体制が万全ではない

親御さんが直接子供に教育的なサポートを提供すれば、子供の学習スタイルや理解度に合わせた個別の指導が可能です。そのため塾なしで高校受験への準備もできるでしょう。

ただし、現代は共働き家庭が一般的になりました。仕事をしている親御さんが子供に十分な時間をかけて、家庭で教育的なサポートを提供することが難しくなっています。また、学年が進むにつれて勉強内容の難易度が上がっていきます。親御さんが子供へ適切な解き方を示すスタイルの個別指導は、高校受験まで維持することはほとんどの家庭にとって困難と言えるでしょう。時間的な制約や学習内容の難易度のほか、親が子供へ徹底的に教えること自体が難しいというご家庭も多いです。

家庭で保護者のサポート体制が万全でない場合も、通塾を検討して良いでしょう。また親御さんが学習のサポートをすべてできるとしても、子供が「塾で学びたい」という希望をもつ場合、その意志を尊重し、子供が納得できる形でサポートすることが理想的でしょう。

模試の判定がB判定以下

定期的な模擬試験で志望校の判定がA判定を維持している、さらに家庭での学習習慣が身についている子供は、高校受験のために塾に通う必要性が低いかもしれません。ただし、急に判定が変化したり、特定の科目が低迷したりした場合、子供自身で軌道修正をすることが難しいことがあります。都度成績の下がった原因を把握し、対策をするうえでも塾通いは有効です。

内申点が足りない

高校受験において、合否判定の重要な要素となるのが内申書です。特に推薦入試では、内申点が重要視されます。たとえ試験の結果が高得点であっても、内申点が不足している場合には合格が難しいことがあります。内申点がボーダーラインに近かったり、大幅に不足していたりする場合は、内申点を改善するための何らかの改善が必要です。高校受験に必要な内申点が足りない場合にも、通塾が有益な選択肢となるでしょう。

志望校の内申点要件が余裕をもってクリアしている場合は、通塾が必要ないかもしれません。ただし内申点は学力だけでなく授業態度や学校生活など、さまざまな要素で評価されます。さらに本番のテストで合格点を達成できないリスクも考慮するべきです。内申点が十分に足りている場合でも定期テストや模試の成績も注意深く見守り、油断せずに努力を続けることが重要と言えるでしょう。

「塾なし」高校受験の合格を目指す際の保護者が意識するポイント


前段のチェックポイントをすべてクリアしている場合、塾なしで高校受験の合格を目指せる可能性があります。ただし、塾なしで高校受験の合格を達成するためには、親御さんのサポートは必須です。

塾なしで高校受験の合格を目指す際に保護者の方が意識すべきポイントを順に解説します。

計画的なスケジュールを作成し進捗管理をする

子供が塾に通っていない場合、学習計画や目標の設定の際に保護者の協力が不可欠です。合格までに必要な勉強量から見込み期間を予測し、計画的に進学準備を進めるように意識しましょう。講師のサポートがない分、保護者と子供が協力して、進捗を確認し、必要に応じてスケジュールの修正や調整を行いながら、受験勉強を進める必要があります。

適切な教材や参考書で学習する

勉強計画を立てたら、次は子供の学力や目標に合った教材と勉強法を選びましょう。基礎力が不足している科目があれば、基礎から学べる教材を準備して基礎固めをします。その他、学校によって出題傾向やレベルが異なるため、志望校の過去問や入試問題に焦点を当てた問題集を購入し、出題傾向や苦手科目などを確認しながら対策を進めることが重要です。

模試や学力テストを定期的に受ける

塾に通わない場合、子供の学力やレベルを把握する手段が見つからず、志望校までの勉強の進捗状況が分からない、志望校選びができない、といった事態に陥る可能性があります。定期的に子供の学力やレベルを把握するために、親御さんが適切な模試や学力テストを見つけ、子供に受験させるようにしましょう。定期的に模試や学力テストを受験することで、子供の現状の把握や、受験へのモチベーションの維持につながります。

ただし、テストの受験頻度は慎重に考えるようにしましょう。毎月のように模試を受けてしまうと、模試に時間を取られてしまい、得意な分野を伸ばしたり弱点の克服に充てたりする時間が減ることにつながります。塾に通わない場合、2か月に1度程度の模試や学力テストの受験が望ましいでしょう。

質問や疑問の解決方法を見出しておく

分からないところがあるとき、学校の先生に聞くなど質問や疑問を解決できる方法を決めておきましょう。学校の先生に限らず、親御さんや兄弟などでも問題ありません。重要なのは、分からない問題にぶつかった時にそのままにせず、導いてくれる存在を見つけておくことです。勉強の内容が難しく、子供からの質問に保護者が対応できない場合もあります。その場合も質問できる相手や手段を確保しておくと良いでしょう。

塾に通うメリット


高校受験のために子供を塾に通わせるかどうか迷っている親御さんの中には、塾に通うことで受けられるメリットが分からず、通塾を決める一歩を踏み出せない、という方もいるのではないでしょうか?

そこで、塾に通う大きなメリットを以下にまとめました。


  • 学習が習慣化する
  • 受験や定期テストなど、目標達成に向けて適切な対策ができる
  • 勉強するモチベーションが高まる


詳しくはこちらの記事で解説しています:塾に通うメリット、デメリットとは?

まとめ

高校受験で塾に通った方が良い場合や、塾なしで高校受験を成功させるために保護者の方が踏まえておくべきポイント、塾に通うメリットについて解説しました。

すでに学習習慣が身に付いている、模試でA判定を維持できる、内申点を余裕をもってクリアできているのに加えて、親御さんのしっかりとしたサポートが提供できるのなら、塾なしでも高校受験を成功できる可能性があります。ただし、塾なしで高校受験を目指す場合、これらのポイントを高校受験本番まで継続させることに加えて、親御さんが塾の講師に代わるサポートを徹底しなければいけません。

塾のメリットも十分知ったうえで、塾の利用をせずに進めるか、通塾を決めるか、十分検討しましょう。大切なのは、子供が志望校に合格することです。

通塾に迷いがある場合は、プロの講師に相談してみましょう

高校受験のためにお子様を塾へ通わせるかどうか迷っているときには、ぜひ興学社学園グループにご相談ください。興学社学園グループでは、入塾に関するさまざまなご質問、ご相談を承っております。些細なことでもご相談いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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