こんにちは。

予告から少し日が経ってしまいましたが、今回は「進路指導の考え方」についてお伝えします。

塾選びの基準は様々だと思いますが、その塾が「どのように進路指導をしているか」はとても重要なポイントだと思います。

「都立合格率100%！」の裏側には「合格の見込みが立たない場合は受験校のレベルを下げさせる」という実態があったり、「受験に関する情報は自分で調べてください」という塾があったり、実績を増やすために受験校を指定したり、、、。

それは塾によって本当に様々です。

私たちは、「高校卒業後や大人になった時にどうしたいのか」という問いから全ての指導を始めています。

例えばそれが「良い大学に行きたい」ということなら、大学入試の実態をきちんと伝えたうえで私立大学の附属校や都立高校などのメリット・デメリットを比較します。

また、生徒の希望が「自分のやりたい方向が決まっていて、専門学校に進学するつもり」ということなら、「そのためにどんな高校生活を送るか」を考えながら最適な受験校を一緒に探します。

生徒たちの思い描く人生は十人十色ですし、選択できる幅も違うもの。

一方で、今イメージしている道とは異なる道を歩むことになる場合だって、たくさんあるはずです。

だからこそ、まずは生徒たち・保護者の方に「高校の選択は、人生の選択の第一歩」と捉えて将来のイメージをしてもらい、そこに対して一番良い選択肢をともに考えていく、というスタンスで指導をしています。

保護者の方からは「都立・私立、どちらに強いですか？」と聞かれますが、こういった考えからどちらかに偏っているということはあまりありません。

むしろ、どちらの対策も(もちろん都立・私立だけなく国立も含めて)行ってきた実績はあり、幅広い見地からアドバイスができます。

敢えて言うなら、「見せかけの実績や成績アップにこだわらず、粘り強く生徒のベストな選択を一緒に考える事」が得意、というところでしょうか。

さて、生徒によって対応は千差万別で、ここに全てを書くにはとても長くなってしまいますから、今回はこの辺で。

次回は高校選びのポイントについてお伝えします。