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講習会の取り組み(小学生編)

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更新日 2020/12/12 作成日 2020/12/12

突然ですが、上の画像の問題の答えはなんでしょう???


この問題を生徒たちに出題すると、およそ半数は「2倍」と答えてしまいます。


次いで多い答えが「4倍」です。


しかし、残念ながらそれらは間違いです。


答えは・・・・・・・・・・・「1/4倍」です!

これを読んでいる皆さんは、正解することが出来ましたか?


さて、なぜこうした誤答が生まれてしまうのでしょうか。

これを間違えてしまう生徒は、「キーワードピッキング」をしてしまっている可能性が高いです。

つまり、生徒たちは「問題文を読んでいる」つもりなのですが、実態は「A」「B」「何倍」というキーワードのみを拾っていて、あとは“それっぽい数字”になるように計算してしまい間違える、という流れです。


これは国語的な要素と算数的な要素、両側面から改善していく必要があります。

国語的な要素としては、「文の中にある細かい言葉に注目する」ということ。

算数的な要素としては、「自分が立てた式はどんな意味があるのか理解する」ということ。


小学生の授業はこうした部分にかなり力を入れた取り組みを行っています。

まず国語の授業では、作文指導を通してこのような読解の基礎を築いていきます。

文と文を正しくつなげる言葉を選択したり、抽象と具体を使い分けたり、客観と主観の違いを理解したり。

「読解」をさせること以上に「作文」を通してこのような力を身につけさせることを意識しています。


また、算数では常に「どうしてその式になるの?」ということを確認していきます。

生徒たちは「取り敢えず公式に当てはめて・・・」とか「何となく良い感じの数字が出てきたから」などとよく言うのですが、これを放置していては中学生になった時にかなり苦戦することになってしまうのです・・・。

ひとつひとつの問題をじっくり考えて、「言葉で説明する」ことを意識しながら授業を行います。


しかし、何が何でも「きっちり」やることが成績向上に繋がるわけない、ということも忘れはいけません。

小学生くらいの時には、計算ゲームで遊んだり、難読漢字を教えて自信を持たせたり、勉強を勉強と感じさせず単純に「楽しい!」と思わせることも本当に大事なことです。

ともすれば「それって学習に何か効果があるのかな?」と思うくらいの“遊び”が、勉強のモチベーションに繋がることも少なくありません。

いくら紙面の問題を解いても理解できなかったものが、「あの時一緒にやった数当てゲームと同じ理屈だよ」なんて言うと、すんなり「あ、なるほどね!」なんてなることもよくあります。

(むしろそういうことの方が多いかも??)


冬期の小学生の授業は、「きっちり」と「楽しい」のバランスを考えながら学習を進めていきます。

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