神奈川県の2024年度公立高校入試（現中学3年生の入試）では、これまでと比べていくつかの変更点がありますので、主な内容を以下にまとめてみました。正確な情報を素早く入手し、正しく理解して対応していくことは、『高校受験』ではもとより、社会に出てからより必要となる大切な力（心がけ）の1つです。塾生の皆さんは自らの受験に対して「受け身」になっていないか、期末テストが終わったこのタイミングで、あらためて自分自身を振り返る機会を作って欲しいと思います。

さて、主な変更点については以下の通りです。

■これまで全ての受験者に課せられていた『面接』が『特色検査』のひとつに位置づけが変更され、必要な学校・学科でのみ実施されることになりました。なお、『面接』を実施する高校はごく少数のため、多くの受験生にとっては「公立高校入試では面接が無い」ということになります。長期化が懸念されていた公立入試ですから、受験生側・高校側の双方にとって時間的負担が軽減されます。また、間接的にではありますが、調査書と学力検査のどちらを重視するかについて、高校側がその考え方をより明確に打ち出せるようになったとも言えます。

■「定員の残り10％」の合格者を決める「第2次選考」では、中3の2学期の調査書における各教科の「主体的に学習に取り組む態度」の観点の「評価」（AやBなど）を点数化し、活用することになりました。調査書については、そもそも中2の3学期と中3の2学期の各教科の「評定」（1～5の数字）が「第1次選考」でも選抜資料となっていますが、今後は「評定」だけではなく、「主体的に学習に取り組む態度」の観点の「評価」にも意識を向けていく必要があります。

上記以外にも、「インターネット出願」が導入されるなどの変化があります。詳細については県教育委員会のHPに情報が出ていますので、以下のリンクからご確認ください。

▼2024年度公立高校入試の「募集案内」について

▼インターネット出願の導入について

当教室では、生徒だけでなく保護者の方々とも定期的に面談を行い、進路選びに関する様々なご質問やご要望などにも随時対応しております。塾生の皆さんが「高校受験」を通して更なる人間的な成長を果たし、そこで得られた経験や能力を将来的な自己実現につなげてもらえることを期待しながら、我々講師一同、あらためて襟を正して生徒の前に立ちたいと思います。

なお、11月28日（火）～12月1日（金）の日程で、中学1・2年生を対象に学力診断テストを実施します。学力診断テストは塾生以外の方も参加ができます！志望校合格判定も行いますので、ご興味がございましたらぜひお気軽に教室までご連絡ください。

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