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受験生の親が一度は悩む「子供との接し方」や、心得ておきたいこと

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更新日 2023/11/03 作成日 2023/11/03

高校受験,受験生

受験を控えた子供は不安やイライラを抱えていることも多いですよね。親に対して当たりが強くなってしまうこともあり、親として「どのように接すればいいか」「やってはいけないことはある?」と、受験生の我が子に対する接し方で悩む親御さんも多いかもしれません。

今回は受験生の親の心得や具体的なサポート方法、やってはいけないNG行動について解説します。今受験生の親御さんはもちろん、お子さんが来年受験を控えている、といった方もぜひ参考にしてください。

受験生の親の心得

受験生がいると、親御さんも一緒に不安になってしまうこともあるでしょう。我が子の受験をしっかりサポートするために覚えておきたい、受験生を持つ親としての心構えを解説します。

心得1、子供の不安な気持ちを受け止め安心させること

子供が受験に対する不安を訴えているとき、または不安なそぶりを見せるときがあれば、親子で話をする時間を設けましょう。子供の話を聞き、不安な気持ちをしっかりと受け止めてあげるのが重要です。ただ話を聞くだけで、子供の気持ちの整理がついて、すっきりするとともに安心感を与えてあげることができます。

心得2、子供の前では冷静さを保つこと

受験生の親は、「子供が志望校に合格できるか」「勉強量は足りているか」などいろいろなことで不安になりがちです。けれども子供の前では、常に冷静でいるように努めましょう。親の焦りや不安といった気持ちは子供に伝わってしまいます。不安な表情を浮かべる、不安をあおるような発言は厳禁です。親の不安な気持ちが子供の受験に悪い影響を与えてしまう可能性も十分にあります。常に子供の前では冷静でいるように、いつもと変わらない雰囲気を出してあげることが重要です。

心得3、意識的にポジティブな言葉を選ぶこと

受験生は学校での生活に加えて塾や予備校、自宅で毎日受験勉強も頑張っています。そのため、普段の生活よりも疲労やストレスもたまっている子供が多いです。普段なら特に気にしないような一言でも、疲労やストレスによってネガティブに捉えてしまう可能性があります。たとえば「合格できそう?」「受験対策は大丈夫?」などの何気ない一言も、受験生にとっては「合格できそうではない・受験対策ができていないように見られている」と受け取ってしまうことがあります。親が子供に声をかけるときにはネガティブな言葉は避けて、意識的にポジティブな言葉へ置き換えた声かけを心がけるようにしましょう。

具体的なサポート

受験生の親としての心構えをしっかり理解しておくだけでなく、子供が安心かつ集中して受験に挑めるようにサポートをするのも重要です。受験生の親としてできる具体的なサポートについて解説します。

集中できる環境を用意して、ときには息抜きをすすめる

受験生にとって受験期間は長期間にわたって勉強をし続ける厳しい期間です。受験生が持続的なモチベーションと心身の健康を維持するために、親としてできることは勉強に集中できる環境を整えること、息抜きや休息を取らせてあげることのふたつです。

たとえば子供が勉強しているときにはテレビなどを消して静かにする、家族もスマホを触らない、勉強する場所や部屋は常に整理整頓しておくなどすれば、子供も集中して勉強しやすくなります。また、夜遅くまで勉強していて生活リズムが崩れてきているようなら一言声をかける、長時間食事もとらず勉強しているなら休憩をすすめる、といったことで子供の心身のバランスを取ってあげることも重要です。

栄養バランスの取れた食事を作る

受験期間中は長時間の勉強や試験への高い集中力が求められます。体と脳の機能を最適な状態に保つために必要なのが、食事から十分な栄養を摂取することです。栄養バランスの取れたメニューにするほか、子供の好きなメニューにする、胃腸の負担にならない食事内容にする、といった食事面でも受験生をサポートしてあげましょう。

入試や志望校、塾に関する情報は最低限知っておく

受験の仕組み、テストの形式、スケジュールなどの子供の受験に関する情報や、適切な塾の情報は親もある程度知っておくべきです。親が受験に対する情報を把握していないと、「親が自分や受験に興味や関心がない」と子供が思ってしまい、モチベーションが低下してしまう原因となります。

ただし受験に関する情報は子供に直接質問するのではなく、インターネットや本などを使ってできる限り自分で情報収集するようにしましょう。子供にとっては自分が知っていること、調べればわかることを聞かれること自体がストレスになってしまう場合があります。親が受験に対して無知な状況にならないようにしましょう。

もちろん塾に質問相談することも有効です。

子供に合う塾選びのポイントについてはこちら:失敗しない、子供に合った塾選び

メンタルケア

親が受験生の心に寄り添ってあげるのも、心強いサポートとなります。子供にとって受験というのは長く孤独な闘いです。受験までの間に、子供はさまざまな不安やストレスに苛まれることになります。子供が不安なときやイライラしているときに、親がよき相談相手として側にいれば、子供の精神の面でも大きな力になります。子供が辛そう、苦しんでいそうと感じたときは、ぜひ積極的に相談に乗ってあげましょう。

受験生の親のNGな行動

親が子供の側に寄り添ってしっかりサポートしてあげることで、受験生は安心して受験勉強に集中できます。ただし、親が良いと思って行ったことが逆に受験生への悪影響となってしまうこともあります。受験生の親として覚えておきたい、NG行動を解説します。

過干渉になり、口うるさくなってしまう

親から見れば子供はいつまでたっても子供のため、ついつい受験や勉強方法について口を出してしまう方もいるかもしれません。中には、親が口うるさくせっついた方がやる気に火がつくという子供もいるかもしれませんが、一般的には受験生は親にうるさく干渉されることで、受験や勉強へのモチベーションが落ちてしまうことがほとんどです。子供の状況も考えずに一方的に過度に口出ししてしまうと、子供のペースを乱したり、やる気を削いだりといった悪影響しかありません。

「受験勉強をやらなきゃいけない」ことは、本人は十分に分かっています。また、学校や塾、予備校で受験に対する勉強方法は学び、自分にとって良い方法も子供自身が見つけて、実践しようとしているはずです。親としては子供を信じて口出しや過度な干渉はせず、静かにサポート、見守ることを心がけましょう。

ただし、子供から相談を受けた場合やサポートを求められたときには、しっかりと耳を傾ける姿勢を取りましょう。

志望校や進路を親が決める

子供の進路を親が一方的に決めてしまうことは厳禁です。子供の意見を聞かず、親が一方的に特定の学校や大学しか受験させない、将来就く職業を決めてしまう、といったことは避けるようにしましょう。子供は親のものではなく、意志を持った個人です。親は子供が自分で考えた将来や進路についての意見を尊重する必要があります。

親が子供の意見を聞かずに勝手に進路を決めることは、子供の自己決定能力や自己成長に対して制約をかける可能性があります。また、親が一方的に決めた進路=子供にとってはやりたいことではないため、受験や勉強に対するモチベーションも上がらない可能性も高いです。

友達や兄弟と比較する

友達や兄弟、親類の子供などと比較されることは、受験生の子供にとって嫌なことのひとつです。親としてはやる気や負けん気を出してほしいという気持ちから、子供のために他の人を引き合いに出しているかもしれません。けれども、子供は独自の存在で、比較対象とは状況や環境も異なります。他人との比較は子供のストレスを引き起こすだけであり、受験に対して良い影響や意味はありません。他人と子供を比較せず、静かに見守るようにしましょう。

子供につられてネガティブになってしまう

受験期間は受験生本人にとって重要な時期であり、多くのプレッシャーやストレスがかかります。そのため、「勉強しても受からないかもしれない」「今のままでは間に合わないかもしれない」といったネガティブな思考になることも珍しくありません。けれども、子供の雰囲気や状況、気持ちに引きずられて親までネガティブにならないようにしましょう。親がネガティブになってしまうと、本人に悪影響を及ぼす可能性があります。

親自身が不安な気持ちになってしまっているときには、立ち居振る舞いに気を付けて子供の前ではネガティブな気持ちを出さないようにしましょう。

お金に関する愚痴を聞かせる

受験は塾や予備校などの月謝をはじめ、多くの費用が発生します。「高いお金を出して予備校通っているんだから頑張りなさい」など、受験費用に関することを子供に聞かせるのは避けましょう。

無関心になる

受験生の子供への過度な口出しや過干渉は厳禁ですが、逆に無関心になることも厳禁です。親が受験に無関心であると、子供は受験に対するモチベーションが下がるだけでなく「自分は愛されていない」と感じてしまう可能性もあります。子供を信じて見守りつつも、子供が受験する最低限の情報収集をする、子供を静かにサポートするなどして、子供を応援してあげましょう。

こちらもおすすめ:倍率が高い学校はあきらめた方が良いの?受験生になる前に「倍率」について理解しておこう!

子供を信じて温かく見守りましょう

受験期間は子供にとって将来の進路に大きな影響を与える時期であり、多くの受験生はプレッシャーやストレスを感じています。親のサポートは必要ですが、干渉しすぎることは良くありません。適切なバランスを保つために、親は一歩引いて子供を見守ることが重要です。

興学社学園グループは、保護者の方へのサポートも充実しています

受験生の親としての心構えや必要なサポート、やってはいけないNG行動を解説しました。受験は受験生本人が緊張や不安な気持ちになったり、ストレスやプレッシャーがかかったりすることから、親もついつい口を出してしまったり、逆に口論となってしまったりすることもあるでしょう。受験の主役は親ではなく子供本人です。親としては子供を信じて見守り、必要なサポートを提供し応援してあげることが重要と言えるでしょう。

親としての心構えや受験生に対する接し方を理解しているつもりでも、子供と一緒に不安になってしまったり、ついつい過干渉になってしまったりといったことがあります。受験生への接し方に不安を感じているとき、親としてもしっかりサポートをしてあげたいと思っているときには、ぜひ興学社学園グループをご検討ください。

興学社学園グループの各学習塾では、受験生への指導やサポートはもちろん、保護者の方へのサポート体制も充実しています。たとえば生徒の学年ごとに保護者会を開催し、最新の入試情報や学習法、激励方法などを提供しています。さらに幹部講師や学園長による講演も行い、特に子供の学力向上をテーマにした内容や、親が取り組む「親業」に関する内容はご好評をいただいております。子供の志望校合格のための受験対策ができるとともに、親としてのサポート方法や最新の受験情報を入手できる学習塾をお探しの際には、ぜひお気軽にお問い合わせください

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