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勉強の目標の立て方に迷う人必見!目標設定のコツや目標達成"する人"と"しない人"の違いをご紹介
興学社学園グループ
更新日 2023/09/01 作成日 2023/09/01
勉強をするときには、適切な目標を立てることが大切です。しかし、目標の決め方や達成方法について悩んでいる人や保護者の方も多いでしょう。
この記事では、勉強における目標設定と計画を立てるコツ、目標を達成する人の特徴など紹介します。
目標達成する人としない人の違いとは
「目標に向かって頑張っているのになぜかいつも達成できない」という悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
目標をなかなか達成できない場合、立てている目標の内容や方法が間違っている可能性があります。目標を達成しない・できない人のおもな要因と対策方法をまとめました。
達成度が測定できない目標を設定している
「なるべく良い点を取りたい」など、できたか、できなかったが明確でない、かつ「〇か×か」で評価できない目標を立てている場合、当然ですがなかなか達成はできません。
「苦手な英語で平均点を越える」「得意な数学で90点以上取る」など、具体的な数値を目標に入れることで、達成度を測定することができ、何ができて何ができていないかを分析することができます。
目標に向けての行動計画が設定されていない
「得意な数学科目で90点以上獲得する」という目標を掲げても、具体的な計画を練らない限り、目標達成は難しいでしょう。毎日30分の数学の予習時間を確保する、理解できなかった部分を振り返る時間を設けるなど、目標達成に向けた具体的な計画を策定することで、自身のモチベーションが高まり、進捗を見極めながら必要に応じて調整することも可能です。
行動計画が優先順位に沿っていない
たとえば「●●高校に合格する」という目標を立てたとしても、現在の自分の学力が●●高校の偏差値に届いていないという場合がほとんどでしょう。この場合は当然目標を立てただけで達成はできません。●●高校の偏差値が60で自分の偏差値が50なら、「半年間で偏差値を5上げる」「次の半年間で偏差値を5上げる」といったように、優先する行動に沿って目標を立てましょう。
気持ちや考え方の問題
本当は自身の希望があるにも関わらず、親の勧める高校を志望校とするなど、望んでいるものとは逆の目標を設定してしまったり、自身の目標であってもうまくいかない場合に、自身の責任ではなく他者や状況のせいにする傾向があります。
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勉強の目標の立て方
達成できる勉強の目標の立て方の流れを以下にまとめました。
1.正しい(目指せる)目標を設定する
まず以下を意識し、「正しい目標」を設定しましょう
- 達成の可能性があるもの
- 達成が本当に必要なもの
- 達成したときに得られるメリット
- 具体的な数値や期間を入れる
自分の頑張り次第で達成を目指せる目標を設定することが大切です。同時に、その目標を達成することの必要性や得られるメリットを考えることで、自身のモチベーションが刺激されます。目標の具体性を高めるためには、具体的な数値や期限を設けることが重要です。これにより、目標に向かう途中の成果や進捗も明確に測定できるでしょう。
2.目標達成のための計画をスモールステップで立てる
目標を設定したら、達成するための計画をスモールステップで立てましょう。ステップを分けることでコツコツ努力を続けるとゴールが近くなり、モチベーションも継続しやすいです。逆にいきなり大きな目標を立てると、ゴールが遠く挫折してしまう恐れがあります。
3.行動を継続する
目標設定と計画を立てたら、実際に行動します。もしも行動してみて計画通りに進まない場合は、計画や目標設定に無理がある可能性があります。また、気分やモチベーションが沈んでいるときにさぼってしまうと、さぼることに慣れてしまう恐れがあります。モチベーションや気分が落ちているときでも勉強が進められるように、最低限のノルマやラインを決めておきましょう。最低限のノルマは「机に座る」「参考書1ページ読む」など無理なくできる行動にするのが重要です。
4.記録をとり改善する
目標に対する計画を策定したならば、その達成までの行動と進捗を記録しましょう。学習の進行が計画通りかどうかを確認するためにも、記録が役立ちます。
立てた計画と実際の進捗にギャップがないかをチェックし、もしギャップが存在する場合、どのように改善すべきかを検討します。進捗のギャップを埋めるために、効率的な学習方法や効果的な学習時間帯などを記録と進捗の分析を通じて見つけることができます。これにより、目標達成への近道を見つけることができるでしょう。
より達成に近づくポイント
基本的に、正しく目標を設定し計画的に行動することで目標は達成できます。次に、覚えておくとより目標達成に近づけるポイントについて順に解説します。
1.長期・中期そして短期の順に目標を設定する
最終目標のみ設定するだけでは、具体的な行動や目標達成までの進捗が測れないため、目標達成までの道筋が明確になりません。そこで短期・中期目標を設定することで、最終目標に向かって進捗を計ることができます。以下のように、長期、中期、短期の順に目標を設定しましょう。
- 長期=最終目標 例:「志望校合格」など
- 中期=1年後、半年後など 例:「来月の模試で何位をとる」「●月までに英語の偏差値を60以上とる」など
- 短期=1日、1週間単位 例:「1日●ページ問題集を解く」「今週中に二次関数の単元を2回解く」など
最終目標を短期・中期目標の小さなステップに分割することで、最終目標までの間に達成感やモチベーションを高める役割も果たします。日々の取り組みを通じて最終目標への近づき具合を把握しつつ、必要な調整や改善を行うことにもつながります。
2.無謀な目標、計画を立てない
目標を設定する際、あまりにも高すぎる目標を立てると、「モチベーションの低下」や「怠けることが増える」といった逆効果を招くことがあります。しかしながら、難しい目標に挑戦すること自体は、必ずしも悪いことではありません。実際、生徒たちは自身の潜在能力を超えた成果を上げる場合もあります。
自分の実力では達成が難しい目標を設定する場合、中期目標を導入することが一つの方法です。具体的には、「〇〇の時点でこの段階まで進捗していなければ、目標を見直す」といった軌道修正や改善の指標をあらかじめ設けることが有効です。これにより、途中での調整が可能となり、適切なバランスで目標に向かうことができます。
3.目標が適切か確かめる
設定した目標が適切かどうか確かめる方法として、「SMARTの法則」を活用しましょう。
「SMARTの法則」とは、目標を以下の5つの項目で照らし合わせることで、適切な目標であるかを判断できる法則です。
「SMARTの法則」とは、
「具体的(Specific):誰から見ても明確、誰が見ても解釈が同じ」
「測定可能(Measurable):最終目標までの進捗を数字などで測れる」
「到達可能(Attainable):目標が現実的な水準で達成可能」
「価値のある(Relevant):自分が目標を達成することで意義やメリットがある」
「時間制限のある(Time Bond):目標の達成期限を明確、かつ妥当に設定している」
たとえば、「定期テストの順位を〇位まで上げる」を最終目標とし、「苦手な英語の得点力を3か月間で〇点アップさせる」を中期目標、「1週間ごとにある英語の小テストで90点以上取る」を短期目標と設定した場合、これらはすべて「SMARTの法則」に沿った妥当な目標です。なぜなら、「誰が見ても同じ目標、進捗を数字(点数)で測れる、達成可能な目標、自分にメリットがある、時間制限がある」からです。
4.定期的に目標を見直す
出発地点~ゴールである最終目標に向かって進む中で、定期的に見直し(振り返り)をするようにしましょう。見直しをすることで、目標までの進捗状況と計画とのギャップが分かったり、計画や目標に無理がないかが把握できたりします。必要に応じて目標や計画の見直しをしたり、行動を改善したりといった軌道修正をしながら、最終目標に進んでいけるでしょう。
まとめ
ここまで、勉強の目標の立て方や達成方法について説明しました。目標を適切に設定しないと、時間や労力が無駄になる可能性があります。この記事で紹介したポイントを参考に、明確な目標を持って学習に取り組みましょう。
子供たち一人ひとりが目標達成するためにサポートします
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