合格体験記

2021年度

自分の可能性を信じることの大切さ

進学校

都立駒場

合格校

桜美林高校(特別進学コース)

■出身校舎

プリンス進学院町田校

合格校

桜美林高校(特別進学コース)

■出身校舎

プリンス進学院町田校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    私は12月の進路面談の時点では第一志望校が決まっていませんでした。駒場高校に行きたい気持ちは8割くらいありましたが、胸を張って第一志望は駒場高校だとは言いきれませんでした。そもそも駒場高校という学校を知ったのが中3の夏だったこともあり、学校見学も1回も行けず、本当に駒場高校でいいのかという思いがありました。絶対に駒場に行こうと心に決めたのは、都立推薦の練習をしているときからでした。高校についてたくさん調べることで未来を想像するようになりました。また、駒場の卒業生に話を聞く機会があり、その方の勧めがあったのも受験校を決めたきっかけになりました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    私にとって受験は気持ちと身体との戦いでした。私は何でも深く考えすぎてしまうという短所があり、何か失敗をするとすぐに落ち込んでしまうので、なかなか勉強に身が入らないこともありました。特に精神面で揺れ動いたのは2月です。一般入試の3週間前、都立推薦の合格発表があった週に風邪にかかってしまいました。喉の痛みはもちろん、口内炎が口の中全体に5個以上できていました。病院の先生には「ストレスが原因です」と言われました。自分ではそこまでストレスを感じているつもりはありませんでしたし、推薦入試に落ちたからといって落ち込んでいたりもしませんでした。どちらかというと、「コロナに感染していたらどうしよう」とか「体調を崩して本番の試験を受けられなかったらどうしよう」という体調面での不安が大きく、それがストレスになっていたように思います。

    そんなときに私を支えてくれたのは仲間と家族、そして歌です。仲間や家族が「たいしたことないよ」と言ってくれることでポジティブになることができました。また、歌を聴くことでリラックスし、同時に気持ちを奮い立たせることもできました。それでも受験1週間間になると、ただただ不安な気持ちになってしまいましたが、ひたすら勉強を続けることで不安を吹き飛ばしていきました。たくさん勉強することで、当日は落ち着いて問題を解くこともでき、自分でも納得できるだけの得点が取れたと思います。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    高校入試で学んだのは「自分の可能性を信じることの大切さ」です。私は、元々第一志望校は確実に入れる高校にしようと考えていました。でも、それでは自分の可能性を狭めていることになるのではないかと思い、少しでも上の高校を目指すことにしました。どうしても楽で安全な道を選びたくなってしまいますし、実際にそういう選択をする人もいると思います。でも、私は自分の可能性を信じて常に上を目指すことで、もがきながらも勉強し続け、精神的に強くなれたように思います。高校入試は最終的には自分の弱さとの戦いです。弱い自分に出会ったとき、自分の今までの経験を信じることでどれだけ自分を強くしてくれるかを、受験を通して感じることができました。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    私たちは新型コロナの影響で、4月は学校に行くことができず、例年とは違う受験生としてのスタートを切りました。先のことが不透明で不安なことばかりでした。でも、仲間と励まし合い、自分を信じて勉強することで困難を乗り越え、今日合格を勝ち取ることができました。私も一年前は正直何をしたらいいかわからず、志望校すら決まっていませんでした。不安なのはみんな同じ。みんな悩んでいます。でも、絶対に支えてくれる人がいるはずです。だから、きっと大丈夫です。ときには自分を甘やかしたっていい。泣いたっていい。でも、精神力の弱さで諦めるのは絶対にやめてほしい。だって、みんな不安なのは同じだから。とにかく日々体調管理!そしてストレス解消!きっと頑張ったら最高の日々が待っています!!