合格体験記

2021年度

人は努力次第で可能性が広がる

進学校

都立立川

■出身校舎

プリンス進学院玉川上水校

■出身校舎

プリンス進学院玉川上水校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    私は自分に自信が全く持てず、いつも下を向いていました。そんな後ろ向きの自分を前向きな自分に、合格を勝ち取り自分の学力に自信を持てるようになりたいと思い、進学指導重点校を志望校にしました。

    また、将来の夢を実現させるために国公立大学の法学部に進学したかったので国公立大学の進学率が良い高校を探していたときにこの高校を見つけました。家から近く勉強時間が確保できるのと、やりたい部活があるので決めました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    高校受験を通して一番実感したことは、「人は努力次第で可能性が広がる」ということです。入塾時、数学、理科、社会が苦手で偏差値は数学45、理科53、社会49でした。平凡、または平均点以下の学力だった私でも立川高校に合格することができるのです。

    特に努力したことは二つです。

    一つ目は内申点です。進学指導重点校を受験する以上、高い内申が必要です。そのため定期テストでは苦手な教科を重点的に、実技は筆記テストで高得点を狙い、内申が決まるまで気が抜けませんでした。その努力もあり、内申点はオール5を取ることができました。そのため、推薦入試では自信を持って挑むことができました。

    二つ目は夏期講習会です。「勉強しないと」と思っても、なかなか行動に移せない弱い自分を変え、自分の心に克とうと、毎回授業に全力で取り組みました。苦手意識が特に強かった理科は1、2年生で全く勉強しなかったため、案の定授業についていけず、何度も心が折れました。ですが、このままでは立川高校なんて夢のまた夢だと自分に言い聞かせ、とにかく理科の勉強に時間をかけました。夏期講習会中に1年生の内容から全て覚え直してクラスの友達についていけるように努力しました。そして、夏期講習会後の模試で理科の偏差値は17上がり、なんと70になりました。模試の結果を知ったときとても驚きましたが、夏に頑張ってよかったと思いました。

    このように、最初の偏差値が低くても努力で可能性は広がります。私の合格への道のりは決して簡単な道ではありませんでした。でも、目標に向かって進むことだけは続けました。受験を通して継続と努力の大切さを学ぶことができました。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    一人では入試を乗り越えられないことと、上を目指せば目指すほど険しい道だけど得るものは大きいということを学びました。講習会にはお弁当、毎日塾への送迎、冬期講習会からのラストスパートの精神面など、両親が支えてくれました。また、塾の先生はわかるまで熱心に教えてくれたり、励ましてくれたりしました。両親や塾の先生など周りの人の支えがなかったら入試を乗り越え、合格を勝ち取ることはできませんでした。そして、自校作成校に挑戦する中で、周りと比べて落ち込むネガティブさが自分自身を苦しめてつらい道を歩んでいたけれど、限界を決めず前を見続け、最後まで駆け抜けたことで、「今まで頑張ったのだ」という自信が付き、人としても成長できました。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    入塾してからずっと支えてくれた両親、熱心に指導してくださった塾の先生方、合格できたのは周りの支えがあったからです。本当にありがとうございました。そして、後輩の皆さん、受験生としての一年は、思っている以上に大変な一年です。私みたいに途中で諦めたくなったり、投げ出したくなったりする人もたくさん出てくると思います。ですが、そこで立ち止まらないでください。そこから前に進もうと何でもいいから行動を起こしてみてください。そこで行動に起こせるか、止まってしまうのかで、大きな差が生まれるのではないでしょうか。受験生としての一年間で、今までの自分から一回り、二回り成長して合格を勝ち取ることを願っています。