合格体験記

2021年度

人生で一番の達成感と高揚を感じた

進学校

県立柏

合格校

専修大松戸高校(E類)
土浦日本大学(Ⅱ種特待)

■出身校舎

東大ゼミナール柏校

合格校

専修大松戸高校(E類)
土浦日本大学(Ⅱ種特待)

■出身校舎

東大ゼミナール柏校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    私が塾に自習をしに行き始めたのは、6月頃でした。他の3年生よりも早く毎日自習しに来ていたので、学力が他の人よりも上がるだろうと思っていました。しかし、志望校が決まっていなくてどの教科を特に重視して勉強すればいいのかわからなかった私の学力は上がりませんでした。

    夏期講習会が始まる前の最後の理科の授業で、理科担当の冨田先生が私たちに「どのくらい志望校に合格したいと思っていますか?」と尋ねました。2年生のときから何となく県立柏高校に進学したいと考えていましたが、明確な志望理由がなかったため、志望校と言ってもいいのかはわかりませんでした。冨田先生にその質問をされたときに、目標を定めてから勉強しないと結果につながらないことに気付きました。そのため、本当に自分で進学したいと思える志望校を決めることから始めようと思いました。

    まず、何となく進学したいと考えていた県立柏高校の学校見学会に参加しました。その学校見学会では、勉強に力を入れていて大学への進学実績が良いこと、部活動の実績が高いこと、海外との交流が多いことなど私を惹きつけることがとても多くありました。私はこの時期から志望校合格のために勉強を始めるようになりました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    夏期講習では、朝から晩までほぼ毎日授業がありました。1日の授業は約8時間で、塾に通うのも億劫になっていました。しかし、もっと勉強しないと合格することができないと思っていました。そのため、授業が始まるよりも早くに塾へ行き、帰りも最終帰宅時間のギリギリまで自習をしました。毎日迫ってくる入試本番に少しずつ焦りが出てきましたが、勉強をたくさんしていたこともあり自信も付いてきました。

    夏期講習会が終わり、初めての模試を受けました。普段通っている塾以外の場所でテストを受けるのはとても緊張しました。結果は思っていたよりも悪く、自分の勉強不足を思い知らされました。結果につながらなかったため、勉強するのも嫌になってきました。しかし、2回目の模試を受ける前に1回目の過去問の解き直しを行い、過去問をたくさん解いたため、とても良い結果が出ました。良い結果が出たのは初めてでした。「努力は人を裏切らない」という言葉が本当であることを実感できてとても嬉しかったです。

    冬休みの冬期講習会では、私立受験の勉強もしなくてはなりませんでした。併願推薦で受験した土浦日本大学高校の過去問は例年の合格最低点を上回っていましたが、一般入試で受験した専修大松戸高校の過去問ではほとんど合格最低点を上回ることがありませんでした。それでも受験前日は塾で帰宅時間ギリギリまで解き直しをし、本番に臨みました。

    私立受験当日、数学のテストはいつも通り解くことができましたが、国語と英語のテストは緊張していたこともあり、いつもよりも難しく感じました。テスト後の自己採点でも数学は良かったものの、国語が特に悪かったです。2日目は受験会場に行くのも嫌でした。テスト後の自己採点は1日目とあまり変わっていなかったので、落ちるだろうと思いました。しかし、奇跡が起こり何とか合格することができました。自分の番号を見つけたときは目を疑い、何度も確認しました。この合格が人生で一番の達成感と高揚を感じさせました。

    私立受験が終わると公立受験が待っていました。公立高校が本命であるはずなのに、私立受験の慣れと合格で、私立受験のときよりも緊張しませんでした。しかし、過去問を解いているうちに、社会が他教科の足を引っ張っていることに気が付きました。気付いたのが遅かったため、他の教科に時間を使おうかとも思いました。でも、高校に入って困るかもしれないと思ったので、入試の3週間前から年号暗記を始めました。社会の苦手克服と何回も行った過去問の解き直しのおかげで、私は心に余裕を持って受験に臨むことができました。

    公立受験当日は、私立受験のときよりも格段に落ち着いて取り組むことができました。テストもいつもやっていた過去問よりも簡単に感じました。テスト後の自己採点でも自分のベストを更新することができました。私は合格発表の日までとても緊張していました。良い点数が取れてはいたけれど、万が一のことを考えるととても不安が込み上げてきました。でも、私は無事に第一志望校に合格できていました。あまり実感は湧かなかったけれど、合格したという事実を確認するたびにとても嬉しい気持ちになりました。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    高校受験を通して、見直すことの大切さや自分の弱さを理解することの大切さ、継続の大切さを学びました。自分で解けるようになるまで解き直しをすることと、自分の苦手科目の克服に努めることを継続させること。これが学力を伸ばすために一番大切だったと考えています。継続することが一番難しいけれど、一番結果につながることを学びました。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    塾に通わせてくれた両親、私の進路や勉強についてたくさん話してくれた青木塾長、些細なことにも相談に乗ってくれた国語担当の道脇先生、分からない問題を分かるまで教えてくださった先生方、一緒に頑張ってきた塾生にはとても感謝しています。高校生になっても学んだことが無駄にならないように、これからもたくさん知識を身に付けたいです。