合格体験記
2021年度
恵まれた環境があったからこそ
進学校
都立西
合格校
■出身校舎
プリンス進学院聖蹟桜ヶ丘校
合格校
■出身校舎
プリンス進学院聖蹟桜ヶ丘校
-
志望校を決めた経緯を
教えてください私が志望校を決めたのは中学2年生の夏休みに西高校を見学したときです。西高校にはとても自由で個性が生かされている空間がありました。私が通っていた中学校は校則が厳しかったので、その反動もあってそのような自由な校風に憧れたのだと思います。どうせ行くならトップの高校だと考えたことが、私の人生の大きな転換期だったのだと今改めて思います。
-
合格までの道のりを
教えてくださいまず私が志望校を決めた際に行ったことは、志望校合格に向けた逆算です。必要な内申と偏差値を知ったとき、非常に焦りました。小学生のときほとんど勉強していなかったため、中学1年生の最初の授業で圧倒されました。まず英語はbe動詞と英単語が全くわかりませんでした。数学では文字式を学びましたが、そこで非常に混乱したことを覚えています。そして私の一番の欠点は応用問題が全く解けなかったことです。危機感を覚えました。友達が毎日塾へ自習に行っていたこともあり、私も一緒に自習することにしました。部活のあとに塾に自習しに行き、必死に自分の欠点を潰しました。塾のテキストを使い、何度も反復をしました。そのおかげで初回のコンピューターテストで50に満たなかった英語の偏差値を、60に上げることができました。
中学3年生になり模試を受けることになりましたが、やはり数学が最大の弱点でした。そのため志望校の数学の過去問や同じレベルの高校の過去問をひたすらに解きました。英語は「スピード」、数学は「パターン」とだんだんと突破口が見えてきたことが、合格できた一番の秘訣です。 -
高校入試で学んだことを
教えてください勉強に対して努力は人一倍やってきたという自負がありましたが、それを打ち砕かれたのが中学2年生時に実施された特訓会でした。私は幸運にもSクラスに入れましたが、周りの生徒のレベルに圧倒されました。到底理解できない問題をすらすらと解いてしまう生徒がそこには集まっていたのです。私は自分自身の勉強の質が低すぎると感じました。それから先も、上には上がいることを痛感し続けることになりました。駿台模試をはじめ様々なところに上の存在がいました。その存在こそが、私を謙虚にしてくれ、競争心に火を付けてくれたありがたい存在でした。
-
支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いしますここまで私が成長できたのは私一人の力ではありません。わからないところを丁寧に教えてくださった塾の先生方や、私が10時半になるまで勉強し帰っても夕飯の準備をしてくれていた両親、そして共に高め合った塾の仲間には感謝してもしきれないです。先生の授業はとても面白く、常に上のレベルへと導いてくれ、毎日楽しく塾に通うことができました。母や父の送り迎えや金銭面などの支援がなければ私はここまで成長できませんでした。恵まれた環境があったからこそ今の自分がいるのだと思います。本当にありがとうございました。