合格体験記
2021年度
受験勉強はマラソンのようなもの
進学校
都立国立
合格校
帝京大学
桐蔭学園(プログレス)
■出身校舎
プリンス進学院鶴川校
合格校
帝京大学
桐蔭学園(プログレス)
■出身校舎
プリンス進学院鶴川校
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志望校を決めた経緯を
教えてください最初は母に勧められたのがきっかけでした。それ以前も「国立高校」という名前は、なんとなく知っていましたが、自分には手の届かない高校だと思っていました。
実際に調べてみると、自由な校風で文化祭が盛り上がるという点に惹かれ、行ってみたいと思うようになりました。そして見学に行った際、落ち着いた場所にあり、校内の高校生の方々が本当に楽しそうだったので、「国立高校へ行く!」と決意しました。 -
合格までの道のりを
教えてください私がプリンスに入ったのは中学2年生の2月頃でした。しかし、すぐに新型コロナウイルスの影響で、塾へ行くことができなくなり、オンラインでの授業になりました。合格出陣式もなくなり、受験生というはっきりとした自覚のないままでしたが、毎日勉強し続けました。
私にとって転機となったのが、夏期講習会と夏期特訓会です。一日中、必死に勉強と向き合うことで受験生としての自覚が生まれ、体力も付き、勉強が楽しくなりました。それからはひたすら、毎日毎日の積み重ねでした。私は数学が苦手でしたが、なんとか克服しようと考え、数学に重点を置き、繰り返し勉強することで少しずつ点数が上がっていきました。
最後の最後まで合格できるか不安でしたが、今まで自分がしてきた努力を思い出し、本番は自信を持ち、臨むことができました。自己採点ではダメかと思いましたが、なんとか合格することができました。 -
高校入試で学んだことを
教えてください私がこの一年で学んだことがいくつかあります。皆さんのこれからに少しでも役立つことができればいいと思います。 まず一つ目は、しっかりと考えて勉強することです。ただやみくもに勉強するよりも、自分なりに考え工夫して勉強した方が、はるかに効率が良いです。今自分に足りないものは何か、残り時間はどのぐらいあるのか、など自分で考え計画的に勉強することが大切です。 二つ目は、自分を追い詰め過ぎないことです。多くの人にとって高校受験は、人生で初めての大きな壁だと思います。ですから、自分の弱さを知り、苦しむこともあるでしょう。しかし、ここで不安になり、努力することをやめないでください。苦しんでいるのはあなただけではありません。私も苦しみましたし、あなたの周りの友達も苦しんでいます。 受験勉強はマラソンのようなものですから、バテずに最後まで走り続けることが重要です。そのため、私は「休憩」を積極的に取っていました。自習の際には50分勉強、10分休憩というサイクルを繰り返し、休日はテレビを見る時間を作りました。「休憩」を取ることも必要不可欠です。
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支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いします何よりも大切なことは、支えてくれる人への感謝です。もうダメだと思ったときでも、両親や祖父母、先生方の顔を思い出すと、再びエンジンがかかりました。自分が勉強できているのは、支えてくれる人がいるからこそです。それに対する感謝をもって勉強しなければなりません。私は合格発表で自分の番号を見つけた際、感謝と嬉しさが溢れて、涙が出そうになりました。
私はこの一年を通して、大きく成長できたと感じています。とても密度の濃い、充実した一年間でした。皆さんも、目の前のことに全力で取り組み、後悔のない受験にしてほしいです。