合格体験記

2021年度

努力することの楽しさを学んだ

進学校

都立八王子東

合格校

帝京大学
拓殖大学第一(特進)

■出身校舎

プリンス進学院南大沢校

合格校

帝京大学
拓殖大学第一(特進)

■出身校舎

プリンス進学院南大沢校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    夏休みの前に先生と面談をしたり、高校説明会へ行たりして志望校を八王子東に決定しました。以前、兄が八王子東に在籍していたときに文化祭に行きました。先輩方が優しく挨拶してくださり、学校の雰囲気が良かったことが決め手となりました。その後、大学受験の大変さなどを知っていくうちに、大学受験のない付属高校にも興味が湧いてきました。そこで、高校への通いやすさや早稲田大学に進学できることから、早稲田実業にチャレンジすることにしました。初めの頃は模試での合格率は10%で、自分に自信が持てませんでした。ですが、高校に入って自分がどのような高校生活を送るかを想像することで、徐々に勉強のモチベーションが上がり、自信がついてきました。高校生活を想像することは、モチベーションを上げると思うので皆さんもやってみてください。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    最終的な志望校を決めて、とてもやる気がみなぎっていたので早稲田実業と八王子東の過去問を解いてみました。八王子東は苦手な数学が29点、早稲田実業に関しては合格点の約半分しか取れませんでした。難しいことはわかっていたけれど、思っていたよりもずっと点数が低くてショックでした。しかし、同時に「勉強しがいがあるな」とも思いました。受験勉強をしていく中で、英語と数学の学習に特に力を入れました。英語は学校や出かけるときにも単語帳を持ち歩き、冬には単語を全て覚えました。また、英文法のテキストの間違えたところに印をつけて、繰り返し解きました。他にもメモ専用のノートを作り、文法事項をおさえました。数学は僕の苦手教科たったので、質より量を重視して間違えた問題を復習し、授業や補習の内容を頭に叩き込みました。しばらく続けていくと八王子東の問題はかなり解けるようになったのですが、早稲田実業の問題は合格ラインの5割がなかなか超えられませんでした。それでも、当日の4日前の補習で初めて5割を超えられたときはとても嬉しかったです。吉田先生には何十回も補習をしていただいて、本当に感謝しています。受験勉強をしていて、すべてがうまくいったという人は、ほぼゼロだと思います。みんな何かしらの挫折を味わうことになると思います。しかし、挫折を悲しいものと考えるのではなく、自分を成長させるチャンスだと考えるべきだと思います。例えば、模試で前回より点数が下がってしまったときは、自分の学習に何か欠陥があったということがわかります。ですから、自分の学習を見直すよい機会になります。このようにして自分に自信が持てるようになったので、受験当日もいつもの実力を出すことができました。皆さんも当日にいつもの力を出せるように、日ごろから十分に準備をしてください。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    僕が高校入試を通して学んだ事は2つあります。1つ目は、何かを努力することの楽しさです。僕はもともと勉強があまり得意ではなく、むしろ嫌いでした。しかし、プリンスに入ってすぐの春期講習で、たくさん勉強して理社の150問テストで良い点数を取れました。僕はその頃から、勉強はやればやるほど結果が出て面白いと考えるようになり、勉強が好きになりました。高校ではもっともっと勉強して、大学受験も頑張ります。2つ目は、自分を支えてくれている人たちの大切さです。そのありがたさは前からわかっているつもりでした。ところが、入試を経験してみて、自分がいかにたくさんの人に支えてもらい応援してもらっているのかを、頭でなく肌で実感しました。高校受験が終わったので、これまで支えてくれた人たちに感謝の気持ちをいろいろな形で伝えていきます。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    受験勉強していく中で、何度か挫折しかけたことがありました。例えば、初めて受けた自校作成校対策模試で、数学がほとんど手をつけられなかったことがありました。あまりにも解けなかったので、大きすぎる壁にぶち当たったような感覚でした。でも、大事なのはそこで落ち込むことではなく、その後どうするかです。僕はその頃数学が苦手でしたが、この模試を機に苦手克服のためのやり直しノートを作り始めました。間違えた問題はただ解説を見るだけでなく、しっかり解法が身に付いているのか、やり直して確認しました。こうしてとにかく数をこなしてノートを何冊も何冊も使っていくうちに、自分に自信が持てるようになり苦手も克服できました。大切なのは、とにかく貪欲にしつこく勉強することだと思います。皆さんも、目標達成に向けて諦めることなく果敢に努力をしてください。