合格体験記

2021年度

受験は個人戦ではなく支え合う団体戦

進学校

都立狛江

合格校

拓殖大学第一

■出身校舎

プリンス進学院府中校

合格校

拓殖大学第一

■出身校舎

プリンス進学院府中校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    僕が志望校を決めた理由は二つあります。一つ目は、姉が通っていたからです。家の中では静かな姉が学校から帰ってくるとき、すごく楽しそうに見えました。その姿を見たとき、その高校に関心を持ちました。二つ目は、サッカー部が強いことです。僕は7年間サッカーをしていて、強い人たちとサッカーをすることによって、努力の大切さや精神力を鍛えることができました。それを実現できる高校が狛江高校だと思いました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    最初の頃は、基礎の部分ができていませんでした。それを自覚しているにもかかわらず、頑張ろうという一歩が踏み出せませんでした。学校のテストの結果はまずまずでも、塾のテストでは偏差値が50を下回ることもありました。

    頑張ろうと思ったのは、2年生の夏期講習会からでした。特に理科、社会に力を入れました。1日で何をどこまでするか、ある程度計画を立てて、復習を繰り返していきました。何ページから何ページまでやるというよりは、理科だったら物理を全てやる。社会であれば、年号や国の位置を覚えるなど、一気にやるようにしました。それにより、理科、社会の偏差値が一気に上がりました。その一方で、国語と英語は伸び悩みました。そこで、英語は自分が読めなかった単語を、他のノートに写して暗記するようにして理解を深めました。国語は、人の感情や、作者が結局言いたいことを見極めることによって、両方の偏差値が上がるようになりました。3年生の最後の方は、間違えやすい問題を資料やテキストを使って確認し、仕上げに入りました。これまで何度も失敗してきた反省を生かし、自分を信じ、高校入試を迎えることができました。受験は、個人戦ではなく皆が支え合う団体戦だと思います。周りの人に感謝することによって合格への道が切り拓かれると思います。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    高校入試で、計画的に行うことの大切さを知りました。中学1年生のときは、学校のテストの点ばかり気にしていました。本当に早い人は、中学1年生からある程度入試までのビジョンを立てて勉強をしていたと思います。中学3年生になると、勉強をあまりしていなかった人が勉強し、計画的に行うようになり、自分より頭が良かった人を追い越した人を何度も見ました。人間スイッチが入れば、可能性の幅は広がるのだと思いました。僕はこの高校入試で、努力の大切さと計画性を学びました。高校に入ってからもこの二つのことを忘れずに、頑張りたいと思います。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    僕の家族は、勉強を強制するようなことは言いませんでした。いつも、夜中勉強しているときでも「頑張れ」と励ましてくれます。あまり気分の乗らないときも、その言葉を聞くと心が温まるのを感じます。これまで支えてくれた家族、先生、関わってくれた人に、「育ててよかったな」と思ってもらえる人になりたいです。

    僕が後輩に残すメッセージは、これまで自分がしたことを信じて、自信を持って受験することです。入試は、ほとんど知らない人が来ます。皆が自分より頭が良さそうに見えます。その不安をはねのけて、自分の力を最大限に発揮すれば、志望校に受かる可能性が広がると思います。