合格体験記

2021年度

支えてくれる存在のありがたさ

進学校

東京工業高専(機械工学)

■出身校舎

プリンス進学院八王子四谷校

■出身校舎

プリンス進学院八王子四谷校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    東京高専を知ったきっかけは、兄と文化祭に参加したことです。先輩方が自分の好きなことに全力で楽しんでいて、とても生き生きしていました。私も、自分の好きなこと、具体的には物造りに全力で取り組みたいと思い、志望校を東京高専に決定しました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    中学1年生のときは、素内申が27しかありませんでした。入塾した中学2年生のときは、素内申が30未満でした。東京高専の推薦出願基準である、素内申38には大きな差がありました。2年生の3学期、面談では「現段階では他の高専への進学か、専門的な学習は大学でやる」という話になり、東京高専への進学は諦めかけていました。そんなとき、新型コロナウイルスの影響で東京高専の推薦出願基準が、素内申 36に下がりました。また、中学3年生の1学期では、素内申が35に上がり、後を押すように加点がもらえる、数検準2級に合格しました。2学期の素内申は36と、推薦出願基準に達し、合格できました。私の合格までの道のりは、順風満帆に進んだというわけではありませんでした。しかし、色々な面で支えて下さった先生方や、迷惑をかけたのに最後まで応援してくれた家族や友達のおかげで、苦しいこともあったけれど、とても楽しい道でした。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    私が高校入試で学んだことは、常にそばにいて支えてくれる存在のありがたさです。わからない問題があるとき、わかるまで丁寧に教えてくださった先生方。緊張していたとき、「お前ならできる」と言ってくれたクラスメイト。進路について、いつでも相談に乗ってくれた家族。その存在のありがたさに気が付くことができたのは、高校入試のおかげです。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    もし、「自分は他の人より劣っている」と感じることがあったら、「人間は弱い存在だ。硬い皮膚もなければ、鋭い爪や牙もない。弱いのは自分だけではない、みんな弱い」と考えてみてください。少し気が楽になります。最後に、まったく後悔のない高校入試というのは、たぶんありません。しかし、終わった後に残る後悔を少しでも減らすことはできます。みなさんの後悔が減ることを祈っています。頑張ってください!!