合格体験記

2021年度

自信を持つことが大切

進学校

都立小平

合格校

拓殖大学第一

■出身校舎

興学院羽村校

合格校

拓殖大学第一

■出身校舎

興学院羽村校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    私が志望校を決めた理由は、兄が卒業した学校で、どの高校よりも最初に興味を持ったからです。小学生の頃から兄よりできることがなく、勉強は苦手だけど、兄を超すくらいの高校に行きたいと思っていました。中学生になり、友達とその高校の文化祭や部活体験、学校説明会で何度も高校に行ったことで、第一志望にしたいと強く思いました。生徒同士の仲の良さや、授業などの勉強面だけでなく、高校へのアクセスも良く、制服も良かったというところも志望校に決めた一つでもあります。自分の学力と比べたら合格の壁はとても高かったけど、この高校なら勉強を頑張れるきっかけにもなると思いました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    小平高校を目指そうとしたのは中学1年生のときでした。そのときは受験がどういうものかわかっていませんでした。それから月日が流れ、中学3年生になったとき、新型コロナウイルスが流行し、学校が休校となりました。そのときの私は中学1年生のときと同じ気持ちで、焦りなど一切なく、むしろ休校になってよかったと思うくらいでした。

    特に勉強することなく夏になり、興学院に入りました。入ったときのコンピューターテストの得点は5教科で209点。偏差値は44でした。私はこれで現実を思い知らされました。塾の授業も答えられる問題が少なく、基礎が全くできていない状況でした。そんな私に先生はたった一言、「自信を持っていいんだよ」と言ってくれました。それからは自信を持つために、一番苦手だった数学のドリルを買って、小学生から復習しました。ずっと苦手なことから逃げていたけれど、ちゃんと向き合ったことで応用問題も解けるようになったし、何より自分に自信を持てるようになりました。こうして点数は徐々に上がっていったものの、現実はやはり厳しく、模試の結果ではA判定からは遠いものでした。入試2週間前でも覚えられていないことや、できていないことが多く、ただただ焦っていました。それからの時間は本当に一瞬で、あっという間に入試の日が来ました。

    その日の自己採点。浅香先生には「私立への進学も考えておいた方がいい」と言われました。去年よりも倍率が高い状況でもあり、その言葉を言われたときは正直無理なんだなと思いました。ただ私は先生たちのおかげで学力を上げられたので、どうしても言葉じゃなくて結果で感謝の気持ちを伝えたいと思っていました。

    本日、小平高校に合格することができました。最初は諦めかけたけれど、結果で感謝の気持ちを伝えることができてよかったです。「諦めなければ、どんな高い壁でも超えることができるし、夢は叶う」ということを学べました。教えてくれた先生方、応援してくれた友達や支えてくれた家族には本当に感謝しています。ありがとうございました。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    高校入試で学んだことは「自分に自信を持つこと」と「諦めないこと」です。興学院に入りたてのとき、数学が全くできず、先生に「自信を持っていいんだよ」と言われたことがありました。その言葉は夏期特訓会でも言われた言葉でもありました。自信を持つにはたくさんの問題を解いて、できることを増やすことが一番の近道だと思い、そこから自信を持つことの大切さを知りました。学んだことのもう一つとして挙げた「諦めない」は、私にとって一番の課題でもありました。一問でもできないとすぐに諦めて、へこんでいた私でしたが、高校入試を通して、諦めなければできる、ということを学ぶことができました。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    支えてくれた人がいなかったら受験なんてできなかったと思います。今思えば、最初は応援がプレッシャーで、絶対合格しなきゃと思っていたけれど、「周りの応援は、苦しめるものではなくあなたの背中をそっと押してくれるもの」と知ったとき、プレッシャーがなくなり素直に受け入れることができました。受験の朝、先生たちのメッセージで背中を押されました。先生や家族、友達のメッセージと共に受験会場へ行きました。言葉の力はすごくて、見るたびに前向きになれて、見るたびに頑張ろうと思えました。どんな結果であろうと、応援にたくさん助けられたのは事実で、感謝してもしきれないほどです。その感謝が言葉ではなく結果でできたらいいなと思います。