合格体験記
2022年度
努力を続け、継続すれば願いは叶う
進学校
都立八王子東
合格校
八王子学園八王子(特進)
■出身校舎
プリンス進学院多摩境校
合格校
八王子学園八王子(特進)
■出身校舎
プリンス進学院多摩境校
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志望校を決めた経緯を
教えてください八王子東高校を意識するようになったのは、中学1年生の頃でした。「珍しい茶色のブレザーが可愛いな」そんなささいなことがきっかけでした。その後、他の高校にも興味を持ったのですが、国公立大学への進学率が高いこと、そして尊敬する教室の事務スタッフの方の出身校だったことが大きな決め手となり、中学3年生の夏頃に志望校を確定させました。
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合格までの道のりを
教えてください私の一番の課題は数学でした。初めて過去問を見たときは、全く見たことのない問題ばかりで、自分は解けるようになるのか、すごく不安になりました。ですが、まずは焦らず、基礎に力を入れることにしました。夏期講習中は、様々な問題に触れ、解き方を知り、そして解き直しも必ずしました。夏期講習終盤の頃には、初見でも解ける問題が増えてきて、夏期講習後の受験勉強にも勢いがついてきました。かなり成長したのでは、と思っていました。しかしその後、壁はまだまだ高いということを実感させられることになります。初めての自校作成模試、数学の結果はとても悲惨なものでした。中には解いたことのある問題と似たようなものもあり、解けなかったことがすごく悔しかったです。しかしその悔しさが原動力となり、数学にさらに力を入れるようになりました。
12月頃には、過去問にも手を付け始めました。問題を改めて見たところ、今までの努力の甲斐もあり、以前見たときの難しいという印象は少なくなっているように感じました。しかし実際解いてみるとそんなことは全くなく、すぐに解答を見てしまうことがすごく悔しく心が折れそうでした。そこからは何度も何度も解き直しの日々でした。最終的には問題を丸々覚えるほどやり尽くし、他の自校作成校の問題にも取り組みました。そこでも分からない問題に何度も直面し、質問もたくさんしました。そして何度も解き直しをし、「自分はこんなにたくさん解いてきたんだ!!」と自信をつけた状態で本番に臨むことができました。
また、私にはもう一つ大きな課題がありました。それは英語です。英語には元々自信があり、正直冬期講習会まではほとんど手を付けておらず、英語は大丈夫だ、と思い込んでいました。しかしそれは大きな間違いであったことに気が付きます。時間内に長文を読み終えることができないのです。とても焦り、先生に相談したところ、速読聴英語を薦められました。効果を信じ、毎日コツコツと取り組みました。すると、英文を読むスピードが明らかに早くなり、過去問も時間内に終えられるようになってきました。本番でも、効果を発揮することができたと思います。自己採点をしたところ、目標としていた点数を取ることができたのですが、大きな不安を抱えながらサイトを見ました。そして目にした自分の受験番号。今までの努力が報われた気がして嬉しさが溢れ、両親と飛び跳ねて喜びました。あの憧れていた茶色の制服を着られると思うと本当に本当に嬉しいです。
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高校入試で学んだことを
教えてください私がこの受験を通して学んだことは、諦めないということです。数学の点数の低さに何度もくじけそうになりました。不安になり、志望校を下げたい、ということも考えました。しかし、他の高校に通っている自分の姿を想像すると、「絶対に後悔が残る」そんな思いが湧いてきました。「絶対に八王子東高校に受かってやるんだ」という思いで努力を続けられました。努力を続け、継続すれば願いは叶う。この経験は将来様々な困難に陥った際の自信、糧にしていけると思います。
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支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いします私はこの受験で本当に多くの人に支えていただきました。塾の先生方は、何度も何度も質問しても快く応えてくださり、たくさんのアドバイスを頂きました。プリンスに入塾していなかったら、合格をつかみとることは絶対にできていなかったと思います。本当にありがとうございました。また家族にも感謝を伝えたいです。小学生の頃から塾に通わせてくれたこと、体調管理を徹底してくれたこと、そして何より一番応援してくれたこと、全てに感謝しかないです。
また、これから高校入試を迎える方、本当に不安になると思います。そんな時は塾をたくさん頼ってみてください。塾の先生方はいつも的確なアドバイスをしてくださります。私もそんなアドバイスで成長することができました。また、やる気が出ない、なかなか勉強が手に付かない、ということも多々あると思います。そんなときは第一志望に落ちてしまった自分の姿を想像してみると良いです。自分もそうすることで「やらなきゃ」と奮起することができました。受験は何が起こるか分からないとよく聞きますが本当にそうだと思います。本番前から「もう無理だ」といって諦めるのではなく、直前まで全力で走り抜けて下さい。応援しています。