合格体験記

2022年度

努力することの意味を学んだ

進学校

都立国分寺

■出身校舎

興学院羽村校

■出身校舎

興学院羽村校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    私は文武両道を実践できる高校に憧れを持っていました。そのときに国分寺高校に出会いました。国分寺高校の説明会に行ったとき「行事も部活動も盛んな進学校」ということを知り、私の憧れている高校生活を国分寺高校でならできると確信し、「国分寺高校に入りたい」と強く思いました。また、私は高校卒業後に国立大学へ進学することが目標であるため、国分寺高校は国公立大学への進学人数が多く、自分の将来の夢に近づく一歩となると思い、国分寺高校を志望しました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    中学1年生の夏に興学院に入塾しました。入塾したときの内申は36と低く、初めて受けた学力診断テストでは偏差値は40台でした。そして授業についていくのだけで精一杯であった私は、周りの子に負けないようにと、そのときから授業がない日も自習室に通うようになりました。自習室に通うようになってからは内申を上げるためにテスト対策をよりしっかりと行うようになりました。また、基礎が全く固まっていなかったので基礎固めを丁寧に行うようにしました。その結果、定期テストでは安定して90点以上を取ることが多くなり、3年生の1学期と受験で使う重要な2学期の内申でオール5をとることができ、自信になりました。

    しかし、しっかりと基礎固めをして誰よりも勉強してきたと思っていましたが、それを打ち砕かれたのはSクラスの授業でした。周りの子とのレベルの差に圧倒されました。模試などを受けるようになっても志望校判定はよくなく、精神的にボロボロになってしまったことがたくさんありました。しかし、先生方に支えられ諦めずに目の前にある「できないこと」を「できる」ようにしていきました。そして、先生と面談をしていく中で一般入試だけではなく推薦入試も視野に入れるようになりました。1月に入り、推薦入試の練習が始まりました。最初は小論文を書くのにとても時間がかかり、内容もありきたりなことしか書くことができませんでした。しかし、練習を重ねていく中で色々な視点で物事を考えられるようになりました。面接練習では何度も先生にアドバイスをもらって改善しました。

    そして、推薦入試本番の日。小論文は落ち着いて書くことができましたが、面接は自分が予想していた質問とは全く違う質問をたくさんされたのでうまく回答することができず、すごく不安でした。結果発表までの七日間はとても長く感じました。そして発表の日。結果は合格。喜びとともに涙が出てきました。私がここまで諦めずに、受験勉強に取り組み合格できたのは、一緒に勉強したSクラスのみんな、いつも支えてくれた興学院の先生方、そして両親のおかげです。高校生活でも感謝の気持ちを忘れず生活していきたいです。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    私が高校入試で学んだことは、結果だけがすべてではないということです。入塾当初から周りの子と比べてできないことが多かったため、中学1年生の冬ごろからずっと塾に通いつめていました。中学3年生になった頃には塾の中で一番勉強している自信がありました。それでも、模試などで思うように結果が出たことはありません。だから「結果を出さなければいけない」、受験が終わるまでそのことばかり考えていたように感じます。しかし、私は結果が全てではないと思います。なぜなら、今までしてきた努力が今の自分の自信となっているからです。私は推薦入試で合格しましたが、合格できていなかったとしても同じことを思っていると思います。だから、私は結果だけでなく、努力することに意味があるということを学びました。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    私の受験はたくさんの人の支えがあって成り立っていたと思います。入塾したときから今までいつも私を応援し、味方でいてくれた先生方。そして、興学院に通わせてくれて、ほぼ毎日送り迎えをしてくれて、支えてくれた両親。すべての人に感謝しています。ありがとうございました。

    そして、これから受験に挑む皆さんへ。努力が必ず報われるということを私は断言できません。しかし、努力することに意味があるということは強く言えます。努力した分、自分の自信になります。これからうまくいかなくて悩むことがたくさんあると思うし、結果が出なくて焦ることもあると思います。それでも、結果だけにとらわれずに、今できることを全力でしてください。自分を信じて頑張ってください。