合格体験記

2022年度

自分の信じた道は最後まで信じきる

進学校

県立相模原弥栄(美術)

合格校

橘学苑(普通科美術コース)

■出身校舎

プリンス進学院相模大野校

合格校

橘学苑(普通科美術コース)

■出身校舎

プリンス進学院相模大野校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    今までは何となく好きで続けていた「絵を描く」ということに、もっともっと人生をかけて挑みたいと思ったことが始まりでした。せっかく高校へ行くなら心の底から楽しみたいし、全力で学びたいと思ったのでこの高校に決めました。小学校の頃から何となく知ってはいたけど、いざ目指すとなるとなかなか茨の道ではありましたが、自分が信じた道を曲げたり、脇道にそれたりせずに、無我夢中で突き進んでいけば必ず叶うことを信じて決めました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    私は美術科の高校を志望していました。国語、数学、英語の3教科と同時に、90分間のデッサンもやらなくてはいけませんでしたので、夏からデッサン教室にも通い始めました。最初は正直3教科しかないし、絵も得意だから何とかなるだろうとか、端的に言えば「ナメている」ような感じでした。でも、初めてデッサンと3教科の模試を受けたとき、現実を突きつけられたような感じがしました。デッサンでも、3教科でも、敵わない相手がたくさんいたからです。本当に悔しくて、泣きそうになりました。そこからはずっと板挟みの状態でした。教科の勉強、デッサンの練習、限られた時間の中でそれらを繰り返していかなければならず、てんてこ舞いになる日が多くありました。それでも、なんとか、一週間ごとに予定を立てて、「今日は何する」「帰ったらあれやる」など、自分で立てた予定を頭の片隅に置いておいて、常にそのように行動するようにしました。そして、それを続けているうちにだんだんルーティンができてきて、「今日はこれ」、「明日はこれ」と教科とデッサンのバランスがとれるようになってきました。受験当日は、あまり緊張していませんでした。とにかく、自分のベストを尽くすだけでした。もらったお守りをリュックの中に入れて、時折出しては眺めて、「自分を信じる」ことを思い出して問題を解き進めていきました。合格発表はWebサイト上で行われたため、結果は一瞬でした。スマートフォンの画面の中に合格の2文字を見たときは本当に嬉しくて、飛び上がって喜びました。今までの努力が正しかったと証明された瞬間でした。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    私が高校入試で学んだことは、自分の信じた道は最後まで信じきることです。自分のしている努力は自分では気付けないし、いくらやっても足りない気がするのが受験生の常だと思います。だからこそ、強く自分を信じることが必要になります。不安になって、途中で寄り道をしたり、やけになって逃げ出したりしないように、自分の歩んでいる道は正しいと、考えるようにしてください。でも、ひとつ覚えておいてほしいのは根拠のない自信は慢心と同じであるということです。もし、自分を信じられなくなったら、今まで問題を解いたノートや、模試の結果を見返して、「ここまでやってこれたんだ」と思うようにしてください。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    先生方や両親、家族には人生で一番の感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。そして、一緒に喜び合った友人や先輩にも感謝を伝えたいです。さらに、これから受験生になる後輩たちには、とにかく夢中になって進んでほしいと思います。中学3年生の一年間はとても短いし、周りのことなんか気にしてもいられないくらい早く過ぎていきます。それでも、最後に掴み取った結果をみて、振り返ってみてください。実は自分がたくさんの人に支えられて、自分自身もとてもよく努力したんだということに気付けると思います。結果が見えるまでは不安な日々が続くと思いますが、自信を持って前進してください。