合格体験記

2022年度

今の自分はすべて過去の自分が作る

進学校

県立成田国際

合格校

成田
八千代松陰

■出身校舎

東大ゼミナール八千代中央校

合格校

成田
八千代松陰

■出身校舎

東大ゼミナール八千代中央校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    成田国際高校を志望した理由は2つあります。一つ目は普通科においても英語に力を入れており、学校行事で台湾に行くことができるなどの外国の文化に触れる機会が多く設けられているところに魅力を感じたからです。二つ目は、学校行事はもちろん、「日々の学校生活も楽しむことができそうだな」と学校見学に行った際に感じることができたからです。成田国際高校の先輩方が活き活きと部活動に取り組む姿や、生徒同士の楽しそうな生活の姿が忘れられず、「この高校に行きたい」と思いました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    高校見学を終えて「ここに行きたい」と思ったものの、自分の学力が成田国際高校に少し届いていないことや、内申点が他の受験生よりも低いことに対する不安があり、志望校を一つ下げて受験するかどうか両親とずっと悩んできました。この不安を生んだのは、すべて過去の私でした。中学1年生の初めの頃は、中学校の定期テストでの点数は良かったけれど、授業態度の悪さが影響して内申は4よりも3のほうが多くなってしまっていました。塾でも授業中に友達とふざけたりしてしまい、成績は下がるばかりでした。人としても悪い方に進んでいました。そしてあっという間に中学3年生になってしまいました。気づいたときにはもう手遅れで、内申は中1で34。当然中1、中2の学習内容は頭に入っていません。そんな自分を変えたのは塾の夏期特訓会でした。周りの生徒がひたすら勉強して点数を伸ばしている姿に焦りを感じてからは、すぐに理科と社会二年分の復習に取り掛かりました。解けない問題ばかりで過去の自分を恨み泣いた日もあったけど、そういった日があったからこそ頑張れました。2学期からは死にそうなぐらい全力を尽くして内申を確保しに行き、9教科で44の内申を取ることができました。総合内申は目標ギリギリだけど私立高校は成田高校を受験すると決め、過去問題を2周し、英語・数学・国語を鍛えました。合格後には理科と社会を重点的に勉強し、すべての科目で70点以上を目標に過去問を進めて、ミスをしたところの復習を徹底しました。中学3年生の夏から受験までを振り返り、「自分なりに全力を尽くした」と思えたことで当日は自分を信じて落ち着いて試験に挑み、合格することができました。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    高校入試を通して、「今の自分の状況は良くも悪くもすべて過去の自分がつくったもの」だと学びました。毎日の積み重ねは未来の自分から感謝されます。私の場合は逆だったけれど、それはそのあと改善するためのバネとなりました。これから先、絶対に「あのときやっておけば…」とは思いたくありません。だから、今回の入試を終えて高校受験に合格するためにはどうすればいいかということだけではなく、今できることは何かと考えることができるようになれたと思います。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    小5から中3までずっと勉強を教えてくださった塾の先生には、感謝してもしきれません。道を外れてしまった中1のときにも、塾に行ったときには私に真剣に向き合ってくださったため嬉しかったです。そして両親は私の意見を尊重し、ずっとサポートしてくれていました。塾に行く日には早い時間に夕飯を作ってくれて、勉強をしていたら肩をもんでくれて、たくさんの場面で私を支えてくれました。今日まで、本当にありがとうございました。後輩の皆さん。合格発表で自分の受験番号を見つけたときの喜びはきっと皆さんが思っている以上に大きなものです。未来の自分に「ありがとう」と言ってもらえるよう、今できることが何かを考えてみてください。