合格体験記
2023年度
受験にフライングは存在しない
進学校
都立国立
合格校
法政大学
桜美林
■出身校舎
プリンス進学院稲城校
合格校
法政大学
桜美林
■出身校舎
プリンス進学院稲城校
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志望校を決めた経緯を
教えてください中学2年生の10月ぐらいまでは都立国立高校ではなく、別の高校を目指していた。中学2年生の10月、選抜生統一模試を終えたあと、当時英語を担当していた木川先生に、「君は国立を目指すべきだ」と言われ目指し始めたが、当時の自分は自信がなかったので第二志望というかたちで国立高校を目指していた。
中学3年生の4月、合格出陣式が行われた。そこで国立高校に進学した先輩の合格体験発表を聞き、自分も志望校を明確にしなくてはと思った。だから私は、数学を担当していた水尾先生に相談した。水尾先生は国立高校の魅力だけでなく、大学受験の話などもたくさんしてくれた。それを機に、私は自分の将来のことを考え、国立高校を目指し始めた。 -
合格までの道のりを
教えてください私の受験生としての始まりは、中学2年生の夏休みだ。当時の私は志望校を決めておらず、ただ1冊のテキストを完璧にしたいという思いのみで、部活が終わったら、塾の自習室に行くという生活を送っていた。どんなに部活で疲れていても、自習室に行き当時の受験生と一緒に必死に勉強した。当時は、同じ学年で自習室を利用している人はほぼおらず、上の学年と同じ部屋で勉強するということはとても緊張した。しかし、その経験が学力だけでなく、精神的な面でも私を強くした。それからは、塾の自習室によく行くようになり、学力も徐々に上がり、自信もついていった。中学3年生になると、毎日のように自習室へ行った。最初の頃は模試などでも結果が出ていたため、「自分なら国立高校に合格できる」と思っていた。そして、最後の模試では、一番良い結果を出すことができ、より一層自信がついた。しかし、過去問を解くと、かなり難しく、解くにつれて、自信を失っていった。徐々に集中することができなくなっていき、水尾先生に相談した。「本当に自分は合格できる力を持っているのか」、思うように結果が出なかったので、とても悔しく泣きながら話を聞いてもらった。そこで水尾先生は私に1枚の白紙を渡してくれた。「ここに不安に思っていることを書いてごらん。人は、自分の弱さから学べることが多い」と伝えてくれた。書いていくにつれて、不安な気持ちが薄れていき、自信を持てるようになっていった。当日は、緊張だけでなく、楽しみながら試験を受けることができた。
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高校入試で学んだことを
教えてください私が高校入試で学んだことは、周囲の人々の大切さです。私が落ち込んだときには、プリンスの先生方が励ましてくれ、相談にたくさんのってくれました。そして、私が勉強に行き詰っているときには、同じSクラスのメンバーがとても心強く、いつも私の目標、ライバルとなってくれました。両親は、私に勉強のことで口を出すということは全くなく、自由に勉強させてくれました。プリンスの先生、同じSクラスのメンバー、そして家族。当たり前のようで決して当たり前ではありません。その人たちがいなかったら、絶対に私の合格はありませんでした。だからこそ、私はその人たちへの感謝を一生忘れません。
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支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いします「受験にフライングは存在しない」これが、私がプリンス進学院の先生に言われた言葉であり、私が伝えたい言葉でもあります。フライングはスポーツにおいては反則かもしれませんが、受験においては反則ではありません。早くから受験生として自覚し、勉強し始めた人がより有利により確実に合格へ近付き合格という二文字を勝ち取れたと思っています。周りに差をつけるには「今」が大切です。「明日やる」のではなく、「今日から」やりましょう。そして、みなさんが「合格」という二文字を勝ち取ることを願っています。応援しています。