合格体験記

2023年度

決して乗り越えられない試練はない

進学校

東京工業高専(電子工学)

■出身校舎

プリンス進学院八王子楢原校

■出身校舎

プリンス進学院八王子楢原校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    僕が東京高専を志望したのは単純に理系科目が好きであったことと、普通高校ではできないような実験、実習ができること、それと同時にたくさんの機械や実験道具が揃っていたからです。3年の最初あたりは都立で別の理系の高校を志望していましたが、説明会や学校見学に行った際、志望校を変更しました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    志望校がまだ決まっていない段階でも学校の授業の態度や意欲はしっかりして、高い内申点を取るように過ごしていました。受験資格として内申点の基準を設けている高校もあり、また1年生から3年生の内申点を見る学校もあるので、入学したときから頑張っていました。
    志望校が完全に決まって、推薦入試を受けたいと考えて要綱を確認したら、9教科で36必要でした。そのときの僕の2学期の内申点は36ジャストでした。ギリギリだと合格は難しいと口コミで書いてあるのを見て自信を無くしました。「口コミは信用するな」と親から言われましたが、高専の推薦で合格した人は内申点40以上の人がほとんどで、この中で本当に受かるのかと悩みました。しかし親から「推薦を取れるくらいの実力はあるんだよ」と励まされ、面接で使う面接シートに絶対に入学したいという熱意を全て書き表しました。
    塾や学校では面接対策を徹底しました。もちろん一般入試の対策も過去問を使って行いました。入試前日に先生から励ましの言葉をもらい緊張が少し和らぎましたが、入試当日はやはりとても緊張しました。推薦入試が終わり、結果を心配しながらも、不合格だった場合に備えて一般入試の対策をしました。
    合格発表日、発表はWEBや学校掲示ではなく封筒が送られてきました。その封筒をおそるおそる開くと「合格」の二文字がありました。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    高校入試の体験を通して学んだことは、自分が今まで努力してきたことを信じ、決してあきらめないことです。「神は決して乗り越えられない試練は与えない」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。僕の入試も内申点がギリギリで合格にも届きそうに思えなかったけれど、うまく届きました。どんなに難しい試練が与えられたとしても、努力して あきらめさえしなければいつかきっと乗り越えることができるはずです。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    今まで励ましてくれた人には本当に感謝しかありません。僕が目指す道を尊重しいつも見守ってくれた家族、面接シートの添削や相談に乗ってくれた先生、そして僕を少しでも明るい印象にしようとしてくれたり、僕が声に出して話すことをできるようにしてくれた塾長には本当に感謝しています。
    最後に後輩へメッセージを送ります。今年3年生になる人は、どんな困難があろうと絶対にあきらめず立ち向かってください。負けずに努力し続ければ、結果はついてきます。また今年1・2年生になる人は毎日勉強する習慣を付け、知識を定着させてください。1・2年生で学んだ内容をそのときどきでしっかり頭に入れておくと、3年生のときに少し楽になります。