合格体験記
2024年度
高校受験は人生において一つの通過点
進学校
県立柏
合格校
流通経済大学付属柏(総合進学)
■出身校舎
東大ゼミナール五香校
合格校
流通経済大学付属柏(総合進学)
■出身校舎
東大ゼミナール五香校
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志望校を決めた経緯を
教えてください私は7月下旬まで部活があり、しっかりと受験に向き合い始めたのは中3の夏期講習会からでした。それまでは、部活のことや中学校生活にことしか考えておらず、受験のことなどは全くと言っていいほど考えていませんでした。それでも夏から入塾した東ゼミで毎日勉強していくうちに「志望校」というものを意識するようになり、夏休みの間に色々な高校へ見学に行きました。それによって、ある程度の志望校は決まっていきました。夏期講習が終わった後の模試では、そのときに書いていた志望校でS判定を取ることができ、もっと高いレベルを目指したいと思うようになり「県立柏高校」を志望校にすることにしました。実際に見学に行ったときに、その学校の雰囲気が気に入って10月下旬に最終的な志望校として決定しました。
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合格までの道のりを
教えてください中3になった春の時点では、うっすらとしか自分が「受験生」であるという自覚がなく、具体的に何をするのかなどは考えたことがありませんでした。そのような状態で毎日の学校生活や部活動をただ行っているだけでした。1学期の定期テストが終わり、いよいよ夏が近づいてきて進路のことを考えなければならなくなりました。周りがみんな決め始めている中で自分は何も決めておらず、焦りや不安もありました。それでも、塾長や親から様々な人にアドバイスをもらい、自分の中でも少しずつ決まっていきました。そして迎えた夏期講習会では、Sクラスという高いレベルで授業を受けることになりました。今まであまり受験勉強をしていなかった私は、英語が周りよりもできていませんでした。それでも毎日5教科の授業があり、宿題も多く、とても大変な日々が続きました。それでも毎日しっかりとやっていくことで、少しずつ自分に自信がついてくるようになりました。大体の志望校も決まり、やる気も出てきて、夏期講習会を無事に終わらせることができました。そして、夏期講習会後の学力診断テストでは自信がありました。しかし、自信とは裏腹に結果はよくありませんでした。英語の偏差値は49、国語や数学は50台の後半でした。目標としていた偏差値60はそう簡単ではありませんでした。しかし、理科と社会の偏差値が70を超えていて、夏期講習会が実を結んだ部分もありました。秋になり、しっかりと志望校を県立柏高校に定めてからは目標に向かってやっていこうと決意しました。10月の模試では成果に結びつきましたが、11月の模試では全くうまくいかず絶望しました。刻一刻と近づく受験にとてつもない不安を感じていましたが、親や周りの人が支えてくれたおかげで、毎日の自習を続けました。いよいよ解き始めた過去問は、最初はうまくいかず苦戦をしました。しかし、やっていくうちに少しずつできるようになり、12月、1月の模試では結果が出始めていきB判定まで成績を上げることができました。そして私立受験も終わり、公立受験まであと1カ月となりました。やっと自分の中で合格できるかもしれないという希望が湧き始めました。その1カ月間は、今まで以上に勉強しました。好きなことも制限し、ベストを尽くせるように頑張りました。そうして迎えた本番、今までやってきた努力や親や周りの人の支えを思い出すと緊張が和らぎ「やってやろう!」という気持ちになりました。しっかりとベストを尽くせて2日間を終えることができました。自己採点をした結果は良かったですが、それでも発表の日までとても緊張をしていました。発表された掲示板には、自分の番号が書いてあり、それを見た瞬間はとても嬉しく、今まで支えてくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
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高校入試で学んだことを
教えてください私は、高校入試で日々の積み重ねの大切さや周りで支えてくれている人への感謝の気持ちを学びました。この1年間は、今まで以上に日々の勉強に時間を費やし、頑張ってきました。それだけでなく、モノグサも毎日しっかりとやって活用し、少しの時間でも英単語を覚えるように努めてきました。 また、周りの支えがなかったら合格することは不可能だったと思います。「受験は団体戦」という言葉もあるように、決して1人では成し遂げることはできません。うまくいかなくて苦しいときもありました。それでも、周りからの支えがあったからこそ、自分は最後までやり切ることができたのだと思います。高校受験は人生において一つの通過点なので、これからの生活においても学んだ2つのことを忘れずに大切にしていきたいです。
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支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いしますこの1年間、本当に大変だったけれど成績が上がらずに苦しんでいたとき、両親に励ましの声をかけてもらったことが最大の救いでした。あの励ましのおかげで第一志望校に合格することができました。改めて両親から支えてもらっているのだということに気付くことができました。本当にありがとうございました。
まだ受験生ではない人も、これから新しく受験生となる人も、今のうちから少しずつでもいいから勉強を始めていくことが大切です。自分の内申点は合格基準点よりも20点も低く、合格することは難しいと思っていましたが、それでも合格することができました。内申点はとても重要だと思いますが、内申が低い人でも絶対に学力試験の点数でカバーできるように頑張ることが大切だと思います。最後まであきらめずに挑戦する気持ちを忘れずに、受験勉強を頑張ってください。応援しています。