合格体験記

2024年度

不安に負けない自信をつくる

進学校

都立八王子東

合格校

八王子学園八王子(文理特選)

■出身校舎

興学院羽村校

合格校

八王子学園八王子(文理特選)

■出身校舎

興学院羽村校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    私の兄が八王子東高校に通っていて、「良い高校だよ」とよく私に勧めてくれました。私はどこを志望校にするか迷っていました。明確な将来の夢も持っていませんでしたので、そんな素晴らしい高校を志望することは気が引けました。しかし、兄は「明確な夢がなくてもよい」と言ってくれました。だから私は夢ができたときに、どんな夢にも臨めるようにと兄の高校を志望しました。八王子東高校は文化祭に私は参加したとき、生徒のみなさんもとても楽しそうで、この学校に通ってみたいと強く思いました。学校見学で、授業を拝見しましたが、先生方の教え方もわかりやすくて、勉強に集中できる環境もあり、さらに通いたいと思いました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    私は中学3年生の4月ごろから興学院に入ったので、周りと比べ、本格的に勉強することが遅れていました。中学校の授業しか受けていなかったので、塾の授業は中学校の単元よりもはるかに進んでいて、追いつくことで精いっぱいでした。習ったら、様々な問題を解き、丸付けをして間違えた部分を復習することを何度も繰り返しました。9月ごろから入試に向けての模擬テストを受けてみると評価はD判定で、「努力を要する」と書いてありました。自校作成模擬を受験したら、評価はEランクになっていて絶望的でした。まだまだ時間はあると自分を励まし、あきらめないと心に決めました。しかし、模擬テストの結果はあまり伸びてはいきませんでした。12月になり、点数のとれる理科・社会を伸ばし、ここを落とさないようにしました。ここまで一生懸命受検勉強をしたのに、あきらめてしまったら後悔すると思いました。合格するのかなと不安に押しつぶされそうだったけれど、やるしかないと腹をくくりました。入試当日、国語の漢字が全く書けませんでしたが、気持ちを切り替えて、数学、英語に臨みました。緊張して手が震えていましたが、問題に集中することで緊張を忘れていきました。その後の塾での自己採点では、合格できるか難しいラインでした。合格発表当日、合格の文字を見たとき、家族でジャンプして喜びました。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    日々ニュースを見て、漢字に触れると、漢字に慣れて読み書きができるようになると学びました。英語の長文も日々触れることで私が最初に読み始めたころよりも速く意味を理解し、記憶することができるようになりました。普段からやっている小さな努力は、積み重なって大きな山となり、自分を支えてくれるのだと気づきました。入試で一番大切なことは、あきらめない心だと思いました。あきらめれば、その時点で終了してしまいますが、あきらめなければ合格する可能性が広がります。そしてその心を支えてくれる家族や先生や友達が加われば、固い決意となります。あきらめない心だけでなく周りの人の支えも大切にしていくとより力になるとわかりました。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    受験生だという自覚がない人もまだいるかもしれません。しかし、受験に向けての勉強はこつこつやることが大事です。自覚がなくても、だまされたと思って勉強する習慣をつけることがおすすめです。3年生になると入試までの日々があっという間に過ぎていきます。もう夏だ、もう冬だ、と焦らないように勉強した方がよいです。受験であせらないように、日々勉強して、自信をつけていきましょう。英語の長文は同じ文章を毎日読むと単語を覚えることや、速読につながります。受験勉強をしていくと、不安で押しつぶされるようになるかもしれませんが、不安を押し返すために自信をつけよう。自信は、志望校に絶対合格するぞ!という気合につながります。志望校合格に向けて支えてくれる人と時間を大切に頑張ってください。先生方は全力のあなたと真剣に向き合い、手伝ってくれます。