合格体験記
2024年度
高校1年生としての目標は「継続」
進学校
県立柏南
合格校
東洋大学附属牛久(特進)
■出身校舎
東大ゼミナール新松戸校
合格校
東洋大学附属牛久(特進)
■出身校舎
東大ゼミナール新松戸校
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志望校を決めた経緯を
教えてください私は中学2年生の頃から少しずつ目標とする高校を考えるようになりました。中学3年生になって模試も始まり本格的に志望校を決めていくうちに、具体的に「県立柏南高校」を視野に入れていくようになりました。しかし、そのときはまだ「この高校に行きたい」という気持ちが固まっていませんでした。そんな自分の様子に気付いた先生から「進学フェア」に参加することを勧められました。進学フェアで先輩方の話を聞き、高校に対する憧れの気持ちが強くなり、「ここに行きたい!」と本気で思えるようになり、県立柏南高校を受験することを決めました。
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合格までの道のりを
教えてください県立柏南高校に合格するまでに、2つの壁にぶつかりました。1つ目は定期テストの点数がなかなか伸びなかったことです。私は中学2年生の春から興学社学園に通い始めましたが、そのときにある目標を掲げていました。それは「定期テストで400点を超える」ことです。私にとってこの目標は決して簡単なものではありませんでした。1年生の頃は350点を超えることができており、2年生の第1回定期テストの結果は390点でした。目標まで後一歩というところであり、私は本当に悔しくとても落ち込みました。その後もなかなか点数を上げることができず、2年生の結果は全て390点を下回る結果になってしまいました。3年生になり、今度こそは目標を達成してみせるという気持ちを強く持ち、第1回定期テストで400点を超えることができました。この経験はこの一年間の受験勉強への活力になりました。
2つ目は模試や過去問の点数が上がらなかったことです。これは定期テストのとき以上に私を悩ませることになりました。県立柏南高校の模試の合格判定は10月から1月までC判定が続きました。毎回、次の模試に向けて必死に勉強し、できることをやってきたつもりでした。しかし、頑張っているのは自分だけではないことを毎回の判定を見て、何度も考えさせられました。過去問では、点数が伸びず、点数が安定しないなどの課題が目立ちました。合計で5回行った過去問でも点数はなかなか伸びず、また、教科ごとの点数の振れ幅も大きく、更に不安を感じていました。過去問を解く度に行われた塾長との面談では、毎回ボーダーラインぎりぎりであることを告げられ、県立柏南高校の受験は諦めた方がいいのではないかと考えることもありました。しかし、少しでも可能性があるのならば最後までできることを全力でやりきることを決めました。その結果、私は県立柏南高校に合格することができました。 -
高校入試で学んだことを
教えてください私が高校入試で学んだことは2つあります。1つ目は自分に克つことが大切だということです。受験は長期戦です。途中で少し休みたい、遊びたい、と様々な葛藤が起きました。しかし、そこで立ち止まってしまったらその間に他の人と差を付けられてしまいます。努力を怠らず、自分の弱い心に克てる人が受験に勝てるのだと思います。2つ目は周りの人と同じではいけないということです。私は、自分の周りにいる勉強のできる人と自分との違いを考えてみました。すると、彼らとは勉強の「質」と「量」が自分との差であることがわかりました。私は人並みの勉強では受験に成功しないと思います。少しでも周りのライバルと差を付けるために工夫をすることが大切です。
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支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いします私は様々な人たちにお世話になりました。両親、先生方などいつも私に寄り添い、相談に乗ってくれました。興学社学園の先生方は、本当に親切に優しく教えてくれ、勉強面で苦戦していたときには私にアドバイスをしてくれました。また、母は入試前に私よりも緊張するほど、私のことを考えてくれていました。これから新しい生活が始まります。高校受験はゴールではなく、むしろスタートです。自分が夢見る未来へ向けて、今まで行ってきた努力が決して無駄にならないようにしたいと思います。そのために、高校1年生としての目標を掲げます。それは「継続」です。今、受験を終え、少し休んだだけでもこれまでに培ってきた知識は失われてしまいます。そうした過ちを犯さぬように、弛まず勉学に励み自分の実力を上げていきます。