合格体験記

2025年度
こんな弱い自分に負けてたまるか
進学校
都立日野台
合格校
八王子学園八王子(文理特進)
日本大学明誠
■出身校舎
プリンス進学院八王子オクトーレ校
合格校
八王子学園八王子(文理特進)
日本大学明誠
■出身校舎
プリンス進学院八王子オクトーレ校
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志望校を決めた経緯を
教えてください中学3年生の春頃、志望校を決めなければならないと思い立っていろいろな資料に目を通す中で、日野台高校に興味を持つようになりました。実際に高校に行き、まず校舎がきれいなことに驚きました。上履きを使わない「一足制」などの独自のルールなどにも興味が湧きました。そして、決め手になったのは卓球部が強いということでした。私は高校入学後に卓球部で都大会に出場したいという目標があります。その目標を達成するには日野台高校がベストだと思いました。そのように実際に足を運んでから、私は本気で日野台高校に行きたいと思うようになりました。
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合格までの道のりを
教えてください私は中学3年生の1学期期末テストで39点というとんでもない点数を取ってしまい、泣きました。そのため、それまで絶対に行きたくないと思っていた塾に入ることを決意しました。塾は私にとって未知の場所でしたが、新たな出会いが私を変えてくれました。
初めて他の中学校の生徒と出会い、初めて学校の先生以外の先生に教えてもらうという環境に戸惑い、入塾当初は緊張からあまり話すことができませんでしたが、同じクラスの塾生が温かく迎え入れてくれたおかげですぐに塾に馴染むことができ、勉強に集中する環境となりました。
また、塾では新たな勉強法も教えてもらいました。それまでの勉強が無駄だったと思えるぐらいの方法を先生に教えていただき、実際にテストの点数も上がっていきました。
夏期講習会では、1,2年生のときに苦手だった分野の総復習ができました。私にとってはその総復習が功を奏して、夏期講習会後の学力診断テストで大きく偏差値を上げることができました。しかし、9月に受けたVもぎでは志望校の判定がD判定となり、その後毎月受けたVもぎでもC判定とD判定を行ったり来たりする不安定な状態だった上に、11月末に出た2学期の内申も日野台の基準にはまったく届いていなかったため、自分なんかには無理なんじゃないかとあきらめかけていました。そんな自分に対しても先生たちは一生懸命に教えてくれる姿を見て、「こんな弱い自分に負けてたまるか。絶対に受かって先生たちに合格の二文字を見せたい」と思うようになりました。
そこから入試本番まで必死に取り組みました。そして、2月21日の都立入試日。とても緊張しながらも、それまでやってきたことを思い出しながら解いた結果、合格を勝ち取ることができました。模擬テストで一度もA判定はおろかB判定も取れなかった自分が合格できたのは、最後まであきらめず、先生たちを信じて勉強を続けた成果だと胸を張って言えます。 -
高校入試で学んだことを
教えてください私が高校入試で学んだことは二つあります。まず、実力を発揮するためには緊張せずに焦らず問題を解くことが大切だということです。私は入試当日の朝とても緊張していました。緊張するのは当然だと思いますが、緊張しすぎると実力が発揮できなくなってしまいます。自分自身を落ち着かせ、焦らないように気をつけることで徐々に緊張感は和らいでいきます。日頃から本番を想定して問題を解くことで、過剰に緊張することはなくなると思います。 もう一つは、お世話になった方々の顔を思い浮かべることで本番に強くなれるということです。親や先生たちはもちろん一緒に勉強した友達の顔を思い浮かべることで、期待に応えたいという思いが強くなります。その思いが、緊張に押し潰されそうな自分を奮い立たせてくれます。
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支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いします私は弱いです。弱くて泣き虫な人間です。しかし、そんな私を認めて育ててくれた両親には感謝してもしきれません。また、共に勉強に取り組んだ仲間、あらゆる面でサポートしてくれた後輩にも感謝しています。
そして、こんな私を最後まで見捨てずに勉強を教えてくださった先生たちには感謝というよりも申し訳ない気持ちが大きいです。本当だったらもう少し余裕を持てたはずなのに、ギリギリまで心配かけてしまい申し訳ありませんでした。高校に進学してからは先生たちの教え通りに勉強を続けて文武両道を実践し、全教科偏差値70と部活で都大会出場を果たすことを約束します。