合格体験記

2025年度
友達はライバルであり最高の仲間
進学校
都立昭和
■出身校舎
プリンス進学院府中校
■出身校舎
プリンス進学院府中校
-
志望校を決めた経緯を
教えてください私が昭和高校に初めて訪れたのは夏の学校説明会でした。対応してくださった先生方や先輩方に温かく優しい雰囲気を感じました。自由な校風の中、自分を律することができる昭和高校の先輩方に魅力を感じ、私が理想としている学校生活そのものだと思いました。さらに交通の便の良さや難関大学への進学率の高さから昭和高校に受験することを決めました。倍率がとても高く、都立難関校といわれる昭和高校に挑むことに不安はありましたが、合格を目指して頑張りました。
-
合格までの道のりを
教えてください私は学校のテストに力を入れました。テストの点数は内申に大きく響きます。さらに都立入試では3割を内申点が占めます。緊張しがちな私はもしかしたら受験当日、自分の力が発揮できないかもしれない。そんな心配が大きくなり、できるだけ多く内申を取ろうと考えました。
テストレにも積極的に参加して定期テストでは満足いく点数を取ることができました。しかし、その反面私は3年生の夏休みになるまで入試の勉強には全く手を付けられていませんでした。入試では三年間の復習や応用問題など、とにかく広大な範囲から出題されます。学校のテスト勉強に力を入れていた私は広い範囲の勉強や応用問題を解いていくのにとても苦労しました。
そんな私が変わるきっかけとなったのは夏期講習会や夏期特訓会です。夏期講習会ではSクラスに選ばれました。周りは私より勉強ができる人ばかり、さらに以前よりも膨大な量の宿題が出されました。最初は何度もくじけました。それでも、ここで負けたくないという思いをバネに、毎日勉強に取り組みました。
成果はすぐに実感できませんでした。それでも努力を続けることで次第に偏差値が上がっていきました。しかし、それでも自分が信じられずこのままでいいのかという気持ちにいつも押しつぶされそうになりました。そんなときは常に努力している同じクラスの仲間の姿を見て、自分を奮い立たせました。最後まであきらめずに、自分を信じて努力することが合格へと導いたのだと思います。 -
高校入試で学んだことを
教えてください高校入試を通して主に三つ、学んだことがあります。一つ目は継続することの重要性です。入試は長期戦です。勉強、特に受験勉強はすぐに成果が出るものではありません。それでもあきらめず継続することで努力は実ると感じました。二つ目は周りの人の大切さです。受験は一人でやり抜くものではありません。共に励まし合った友人、厳しく、時に優しく相談に乗ってくれた塾の先生方、そしてどんなときも私を支えてくれた家族。当たり前だと思っていることは、きっと当たり前ではありません。私は周りの人への感謝を大切にしようと感じました。三つ目は自分に負けないということです。長期間自分を律することはとても難しいことです。気が抜けてしまうこともあると思います。それでも前を向いて自分を奮い立たせる、とても難しいことですが、私は最も大切なことだと思います。
-
支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いします私は本当にたくさんの人に支えていただきました。塾の先生たちはいつも一人ひとりと向き合ってくれました。友達はライバルであり、最高の仲間です。受験前日、「絶対受かる」と声をかけてくれました。家族は私の最強の応援団です。生活面でも、勉強面でも、いつも支えて励ましてくれました。支えていただいた皆さんには感謝してもしきれません。ありがとうございました。
これから受験を迎える皆さんへ。受験勉強を通して私は内申点の重要さをとても実感しました。内申点が高いほど、入試当日、自信につながります。そして自分に負けないこと。これは難しいことですが最も大切なことです。受験で一番の敵は自分です。自分を信じて最後まであきらめずに頑張ってください。