合格体験記

2025年度
「努力は人を裏切らない」を信じる
進学校
県立薬園台
合格校
専修大学松戸(A類)
二松学舎大学附属柏(スーパー特進)
■出身校舎
東大ゼミナール五香校
合格校
専修大学松戸(A類)
二松学舎大学附属柏(スーパー特進)
■出身校舎
東大ゼミナール五香校
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志望校を決めた経緯を
教えてください中学1年生のときに親と志望校について話をし、憧れた高校が薬園台高校でした。中学3年生になると、本格的に志望校を決定する必要がありましたが、まだ曖昧な気持ちもありながらそのまま目標として目指す高校にしていました。夏期講習会が始まる頃、志望校に向けて本気で勉強に取り組んでいくためには、もっと薬園台高校について知る必要があると考え、自分自身で調べるようになりました。
調べていくうちに明るい校風や進学実績に惹かれ、薬園台高校に行きたいと言う気持ちがより一層強くなりました。9月になり実際に文化祭にも行きました。そのときの在校生の先輩方の明るさに惹かれ、何があっても薬園台高校に行ってやろうと固く決意することができました。 -
合格までの道のりを
教えてください4月になり受験生活が始まりました。春期講習会では、先生たちが高校の話をしてくださいましたが、まだ勉強だけを意識することができず、スマートフォンや部活動に時間を取られたまま勉強をするというような日々を過ごしていました。7月の総体が終わり勉強を本格的にスタートさせたかったのですが、駅伝の部活動がまだ続いており、部活と勉強の両立を強いられる生活を送ることになりました。元々そこまで勉強ができるわけでもなく、人より倍の努力をしなければいけませんでした。みんなより努力するにはどうすればいいのか考えたときに思いついたのは、睡眠時間を削るということだけでした。
そのくらいしても志望校合格への道はまだ見えず、モヤモヤした気持ちのまま時間が流れていきました。そんな中、四日間の特訓会が始まりました。1日目は地獄が始まったと思いました。数学、英語という苦手な科目に向き合う事は本当に大変でした。2日目の確認テストの点数はあまり良くありませんでした。ここでくじけないぞと思いましたが、3日目のテストでは、まさかの0点でした。初めて0点という字を見てとても悲しくなりました。4日目にハイレベルテストを受けました。しかしそこでも良い点数は出せず、結果を残すことができませんでした。この悔しさをバネにして、さらにハードな夏休み後半を過ごしました。
夏休みが明けると様々な学校行事がありました。そんな中で勉強していかなければなりませんので、極力塾の自習室を活用していましたが、勉強への気持ちがあまり入らず、なんとなく毎日が過ぎ去っていました。こんな生活を送っていると、12月はあっという間にやってきました。私立の過去問題をどんどん解きました。私が受けた高校は、専修大松戸高校で千葉県内1位の入試倍率を誇る高校です。その倍率の壁はとても恐ろしいもののように感じていました。専修大松戸高校の過去問は9年分解きましたが、その中で合格最低点を上回ったのはたったの3回。正直、自信は全くありませんでした。私立入試が始まった1月17日、不安に押しつぶされそうな中でも今できることを全力でやりきりました。あっという間に入試が終わりふと周りを見渡してみると、自分よりも頭が良さそうな人たちがたくさんいて、不安の気持ちはますます強まりました。迎えた合格発表の日、結果は合格。心の底から喜びがあふれてきました。ここでの合格は私にとって大きな自信になりました。
私立入試が終わり、一気に公立に向けた勉強を始めていきました。時間が過ぎていくたびに不安が大きくなっていきました。過去問演習では目標点を超えることができず、不安な日が続いていました。しかし、今までの努力がかなり点数につながってきていて、点数も安定してきました。不安と自信という逆の感情を持って入試本番の日を迎えました。入試当日、テストが始まると、緊張でうまく頭が回らずに国語が終わりました。次の数学で必ず良い点数を取らないとまずいと思い受けた数学では、苦手な問題ばかりが出題されてしまい、自信はまたなくなってしまいました。夏から得意になってきていた英語も、いつもなら1回で読める長文の問題が、2回目でやっと理解して解くことができました。普段は解けている文法の問題がわからず、絶望的な気持ちになりました。1日目が終わり、正直、「落ちたな」と思い、その日の勉強は手がつきませんでした。迎えた2日目の理科と社会は、元々得意な教科だから大丈夫だろうと思っていましたが、前日のことを思い出すと不安しかありませんでした。しかし、理科は得意な範囲のみ出題され、心の余裕が出てきました。残りの社会も手応えを感じ、少し楽しみながらテストを受けることができました。自信がないまま自己採点をしてみましたが、なんと点数は今まで解いてきた過去問題の点数とあまり変わっておらず、嬉しさを感じつつ、また不安を感じつつ合格発表の日を待ちました。
発表当日、不安がある中、高校に向かいました。遠目から掲示板を見ると思っていたよりも合格者の数が少ないように感じました。掲示板の前に立ち自分の番号を探していたときに飛ばされている番号があることに気付きました。しかし、自分の番号はしっかりと書いてありました。自分の番号を見つけたとき、本当に頑張ってきてよかったと心の底から思いました。 -
高校入試で学んだことを
教えてください多くの人が言っている「努力は人を裏切らない」という言葉を、初めは「そんなわけないだろう」と笑っていました。しかしこの一年間、本気で勉強と向き合い努力をしてきました。この努力がなかったら合格していなかっただろうなと思い、「努力は人を裏切らない」という言葉は本気で信じていいんだなと感じました。 また、人を信じることの大切さも学びました。東ゼミの先生は学習の進め方を教えてくれます。先生の言うことに素直に従っていると、不思議なことに成績はどんどん上がっていきました。今となって考えてみれば先生を信じたからこその結果だなと思いました。
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支えてくれた人や後輩への
メッセージをお願いしますまずは支えてくれた学校の先生、東ゼミの先生、仲間、そして家族に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。静かに見守ってくれていたときも、わからない問題を教えてくれたときも、全てが自分の力になって、その力に支えられ助けられました。これからはこの恩を返していけるように頑張っていくので、応援していただけたら嬉しいです。
そして、後輩の皆さんは、受験を知らない人がほとんどだと思います。どうやったら合格できるのか、その答えはたった一つです。自分を信じることです。受験は「気力・体力・学力」です。自分を信じることこそが一番大切だと思います。だからといって勉強しないのは違うので勉強も頑張ってください。
最後に一つ、東ゼミの先生をぜひ信じてください。どんどん頼ってください。その信頼が合格へ大きく導いてくれます。皆さんが第一志望校に合格できることを心から願っています。頑張ってください。