合格体験記

2025年度

人のことを全力で応援できる人に

進学校

県立薬園台

合格校

専修大学松戸(A類)
安田学園(S特)

■出身校舎

東大ゼミナール市川妙典校

合格校

専修大学松戸(A類)
安田学園(S特)

■出身校舎

東大ゼミナール市川妙典校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    私は中2の夏に志望校を決めました。そのきっかけになったのは文化祭です。いろいろな高校の文化祭に行って高校の雰囲気を味わい薬園台高校に強いあこがれを持ちました。また、中3の合格出陣式の際に先輩から薬園台高校について詳しく教えてもらい、薬園台に行きたいという思いがさらに強くなりました。文化祭や進学フェアにも積極的に参加して薬園台高校について詳しく知り、最終的に志望校に決定しました。「薬園台に行きたい」という思いが勉強のモチベーションにもつながりました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    私が本格的に受験勉強に取り掛かれた時期は中3の夏休みです。それまでは受験を甘く見ており、部活中心の生活になっていました。Sクラスに入れたこともあり、「何とかなる」と心が浮かれていました。夏期特訓会が本格的に始まると、周りの皆がたくさん自習室に来て勉強していることを知り、少しずつ焦りを感じるようになりました。
    夏期特訓会ではSBクラスという現実を突きつけられ、レベルの高い人はたくさんいるので負けてはいけないと思うようになりました。特訓会は長時間の勉強でしたが、苦しいときは志望校に合格した自分を思い浮かべて何とか乗り越えられました。特訓会では、「あきらめないことの大切さ」「自分の苦手を把握する大切さ」を学ぶことができました。

    そんな苦しい夏が終わり、夏期講習会後の学力診断テストはとても楽しみにしていましたが、夏前とほとんど偏差値が変わっておらず絶望しました。9月、初めての模試でも薬園台高校はB判定で悔しい思いでいっぱいでした。この悔しさを胸に9月は楽しみを全て捨て、必死に「10月の模試ではA判定を取ろう」という思いで勉強しました。「悔しさ」というのは本当に勉強の原動力になると感じます。
    しかし10月の模試の結果はC判定。努力しても結果は報われないのかと落ち込みました。一般の私立受験校を決める時期でもあり、今思えば10月が一番つらかった時期だったと思います。私立の過去問はなかなか合格点に届かず、模試ではC判定が続き、嬉しい瞬間はあまりなかったような気がします。月一回受けていたハイレベルテストでは数学でひどい点数を取り、志望校を変えようか迷ったことは今でも忘れられません。
    12月、1月はクリスマスやお正月など楽しい行事がたくさんありますが、机に向かってペンを動かしました。私立一般入試はとても緊張しましたが、公立への自信になるように最後まで一生懸命取り組み、合格できました。本当に嬉しかったです。公立高校の過去問では国語の記述問題という壁に当たりましたが、繰り返し解き直しをして本番は最高点を取れました。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    私が高校入試で学んだことは二つあります。一つ目は「目標を決める」ということです。何か目標がないと集中して物事を続けることはできません。「志望校」という大きな目標と「今日は~時間やる」という小さな目標を立てて日々勉強に打ち込みました。二つ目は「解き直しノートを作る」ということです。自分が間違えた問題は小さなものでもかまわず全てルーズリーフにまとめました。そのまとめノートが最後受験の日に自分のお守りとなりました。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    三年間、私の勉強を手伝ってくださり、ありがとうございました。お父さん、お母さんはいつも優しい言葉をかけてくれて、送り迎えやおいしい料理、本当に感謝しています。塾の先生方、いつも熱心に教えてくださったおかげで合格できました。
    これから受験生になる方は、最後の合格のために苦しいことがあってもあきらめずに頑張ってください。応援しています。私は受験期間を通して支えてくれた大人のように、人のことを全力で応援できる人になりたいと思います。