合格体験記

2025年度

希望の高校受験と家族の支え

進学校

県立松戸国際

合格校

光英VERITAS

■出身校舎

東大ゼミナール五香校

合格校

光英VERITAS

■出身校舎

東大ゼミナール五香校

  • 志望校を決めた経緯を
    教えてください

    松戸国際高校を志望校に決めた理由は、松戸国際高校がユネスコスクールに認定されていたからです。私は松戸市の平和事業に中学1年生から参加をしていて、市が運営する様々なイベントにも参加してきました。また私は本を読むことが好きで、父の影響もあり、戦争に関する本を読むこともありました。戦争、平和、国際情勢に興味があり、中学卒業後は世界情勢や平和に関する知識や考えを深めることができる高校に行きたいと思っていました。
    SDGsや平和学習に積極的に取り組んでいる学校を調べていくうちに、ユネスコスクールという存在を知り、家から近くにあった松戸国際高校も認定校の一つだったので、この高校に行きたいと強く思いました。

  • 合格までの道のりを
    教えてください

    志望校を決めたのが、中学3年生の後半で、それまでは部活動中心の生活を送っていました。夏休み中の夏期特訓会でようやく受験生としての自覚を持ち始め、9月の中旬まで部活動も頑張っていました。8月の学力診断テストで各科目の偏差値が大きく伸びていたのに、部活動が終わってから気が抜けてしまい、だんだんと偏差値は下がっていってしまいました。12月の私立模試では、数学と英語の偏差値が50を切ってしまいました。
    その1週間後の公立模試では第一志望校でA判定でしたが、私立模試の結果を踏まえ、志望校を変更することも視野に入れていました。このままでは志望校に行けなくなると思い、初めて危機感を覚え、塾で勉強する時間を増やしました。全国の過去問題集を徹底的に解き、自分の弱点がわかると教科書をめくって基礎から見直していました。とにかく手を動かし続けました。
    年が明けてからは塾で千葉県の過去問を解き続けました。また、歴史の年表を自分で作成し、自分の持っている知識をアウトプットし、足りないところを埋め合わせていきました。理科では教科書の単元末問題を解き、基礎から知識を見直すなど、自分の得意な教科を伸ばすことを徹底して行いました。その結果、公立入試前最後に解いた過去問では、5教科の合計点が400点を超え、自信を十分に持った状態で入試に挑むことができました。

  • 高校入試で学んだことを
    教えてください

    私が高校入試で学んだことは、周囲の大人の存在がどれほど大切かということです。学校の先生方は入試を受けるまで不安なことや、わからないことの相談を聞いてくれました。塾では勉強のわからないところや、不安なところの勉強方法や、少し疲れたときの愚痴や、勉強のことも勉強とは関係ないことも一緒になって話してくれて、そして悩みを解決するために考えてくれました。塾の先生たちは、受験に向けて気持ちが不安定なときに、とても安心して頼ることができました また、学校から帰ったらすぐに塾に行けるように夕飯を準備してくれていたり、塾から帰ってきた後も寝ずに待っていてくれたり、自分の中でまとまらない思いも全て受け入れてくれていた両親、姉、祖母には本当に支えてもらったと思います。この中の誰か一人でもいなければ、私は受験を乗り越えることはできなかったと思います。

  • 支えてくれた人や後輩への
    メッセージをお願いします

    私の両親は、学校のテストや模試があると、家を出るときに必ず「頑張らなくていいよ」と言って見送りをしてくれました。塾や学校などでテストを受ける時は少なからず緊張しました。そんなときに「頑張らなくていいよ」の言葉を思い出すと、力みが抜けてリラックスした状態で向き合うことができました。
    また、家では「勉強しなさい」と言わないでいてくれました。受験生の親なら「勉強しなさい」と言うと思っていたので少し驚きました。学校から帰れば夕飯の準備が終わっていて、塾から帰ってきても寝ずに待ってくれている。受験に向けて自分を追い込んでいく時期に家が安心してリラックスできる場所でした。
    合格発表の日、両親のほうが私よりも緊張してくれていたことが少し嬉しかったです。三年間支えてくれて本当にありがとうございました。これからも自分のやりたいことに向けて精一杯がんばります。