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「勉強が頭に入らない」のはなぜ?主な原因と適切な対処法をご紹介します
東大ゼミナール 柏校
更新日 2023/11/03 作成日 2023/11/03
「覚えられない」「授業で習ったことが理解できない」など、勉強しているのにも関わらず頭に入らないことで悩んでいませんか?勉強をしているのに頭に入らないときには、原因を知り正しい勉強方法や対策を行うことが重要です。
今回は勉強が頭に入らない原因や具体的な対処法、解決方法を解説します。
勉強しても頭に入らない原因とは
集中力が欠けているから
勉強しているのに内容が頭に入ってこないおもな原因に、集中力が欠けていることがあります。特に、勉強をしている最中になかなか頭に入らないときには、集中力の低下を疑いましょう。次のような要因で集中力が欠けてしまうと、脳のパフォーマンスが低下するため勉強した内容が頭に入ってきません。
- 睡眠不足
- 脳や身体的な疲れがある
- スマホやテレビ、雑誌などで気が散っている
- 悩みや考え事がある
- 勉強内容が難しすぎる
特に睡眠不足や疲れがあると、集中力だけではなく記憶力も低下してしまいます。勉強に必要な脳の力が低下してしまうため、勉強をしても頭に入りません。
集中して勉強しているのになぜか頭に入らない…
集中して勉強しているはずなのに、勉強した後の内容が頭に残らない原因は「勉強=理解すること」と勘違いしているためです。勉強中、読んだ情報を理解することはできているものの、頭の中に記憶するまで及んでいないため、勉強した内容が頭の中に残らないのです。
人間の脳は簡単な情報なら理解しただけでも頭に残りやすいですが、複雑で大量の情報は理解しただけでは記憶できないことがほとんどです。たとえば授業中しっかり先生の話を聞いて内容を理解していても、1週間後には授業の内容をほとんど覚えていない、ということも多いでしょう。勉強した内容を記憶せず、理解するだけで満足してしまうことも勉強が頭に入らない原因のひとつです。
「頭に入らない」を解決する方法
勉強した内容が頭に入らないと、勉強へのモチベーションも下がってしまいますよね。勉強した成果を得るために、「頭に入らない」を解決する具体的な方法を解説します。
環境を変える・整理する
勉強へのモチベーションや集中力を高めるために、ふだん勉強している環境を変える方法が有効です。同じ時間で長時間勉強をしていると、注意力が散漫になり集中力も低下してしまいます。環境の変化は、新鮮さや刺激をもたらし、モチベーションを高めることがあります。自分の部屋やリビングでは集中できない、と感じたときには違う場所に移動することで、注意力や集中力を高められる可能性があります。
また、集中力が途切れる原因が周辺の環境にある場合には身の回りの整理整頓も心がけましょう。たとえばスマホやテレビなどを排除する、勉強に関係のないものは身の回りに置かないなどです。
勉強する新しい環境を探しているときには、塾の自習室などの利用も有効です。
詳しくはこちら:塾の自習室はお子さんの強い味方!うまく利用して学習効果を高めよう
勉強する時間帯を変える
勉強する時間帯を変えることで勉強の効果を高める方法があります。人間の集中力が最も高まる時間帯とは、「起床から3時間」と言われています。けれども、忙しい朝に起床から3時間の時間を確保するのは難しいという方も多いかもしれません。そこで、朝の時間帯には苦手な科目を集中的に勉強することをおすすめします。苦手で頭に入りにくい内容を朝の集中する時間帯に勉強し、比較的好きな科目や得意な科目は夕方から夜に回すことで、学習を効率化できます。
生活(睡眠)リズムを整える
「夜更かしが多い」「朝なかなか起きられない」など、生活習慣が乱れていたり、睡眠不足が続いていたりする場合にはまずそこを解消しましょう。睡眠不足が続くと集中力や記憶力が低下するため、勉強した内容を頭に残すことがより難しくなります。さらに生活習慣の乱れが睡眠不足を引き起こすだけでなく、生活習慣の乱れそのものが学習意欲や学習能力低下の原因になるとも言われています。
生物は体内時計と呼ばれる時間や季節を知るためのメカニズムを持ち、時間や季節に合わせて日中の活動と夜の休息のパターン、他の身体の機能がプログラムされています。ヒトの体内時計は通常24時間よりも長い周期を持っており、日光を浴びたり朝食を食べたりすることで調整されます。そのため、生活習慣が乱れると体内時計もくるってしまい、人間が本来持つ能力を発揮できません。早寝早起きや朝食をしっかり取ることで心も体もベストな状態となり、学習能力も最大限発揮できるようになるでしょう。
20~30分程度の昼寝をする
日ごろから7~8時間程度質の良い睡眠をとれている場合は問題ありませんが、学校や部活、塾と日々の生活の中で、毎日十分な睡眠時間を確保することが難しい場合があります。睡眠不足になると集中力や記憶力が低下してしまうものの、スケジュール的に睡眠時間を増やすことが難しいこともあるでしょう。この場合おすすめなのが、勉強の合間に15~30分程度の仮眠を取る方法です。睡眠時間が足りないときには、15~30分の仮眠を取ることでその後の作業効率を向上させる効果があると厚生労働省でも紹介されています。
リフレッシュや作業効率アップのための仮眠や昼寝に最も適した時間帯および睡眠時間は「午後3時前の20~30分間」です。この時間に仮眠を取ることで眠くなりやすい午後の眠気を解消し、集中力を高め作業効率が上がります。
ただし夕方に30分以上仮眠を取ると夜の寝つきが悪くなってしまいます。寝つきが悪くなることで結局寝る時間が遅くなり、翌日の眠気や睡眠不足の原因となる悪循環となってしまうでしょう。仮眠や昼寝を取るときには、遅い時間帯や寝すぎを避けるようにしましょう。
基礎に戻る
集中しているものの勉強の内容が頭に入らないとき、勉強の内容を理解できないことが原因の場合があります。難しい内容を勉強していると、まず内容が理解できないことにストレスを感じます。その結果勉強した内容が頭に入らない悪循環を生みだしてしまうことにもなるでしょう。
難しい内容を勉強する際には、まずは基礎から固め直すことをおすすめします。勉強が分からないことで発生するストレスを極力回避することで、勉強の効率もアップするでしょう。
また、勉強中に分からなかったり解けなかったりした問題はそのままにせず、ピックアップしておくのがおすすめです。分からなかった部分は後日塾の先生や学校の先生に質問したり、自分で解き直したりすることで理解につながり、頭の中に勉強した内容が入るようになります。
勉強する内容や教科を変える
勉強している内容に飽きてしまうと、集中力や効率が下がってしまいます。どうしても集中できないときは、同じ内容を無理に続けるのではなく、別の内容に変えてしまう方法も有効です。脳は短時間しか集中できない、かつ新しい刺激を好むという性質を持っています。そのため、勉強に飽きを感じたら勉強している教科を変える、テキストを変えるなどで新しい刺激を与えることで、常に新鮮な気持ちで勉強に取り組むことができ、集中力の持続にもつながると言われています。
難しい内容の勉強は「アウトプット」に力を入れてみて!
勉強しているテキストが難しく、理解できないため頭に入らないといった場合は、アウトプットに力を入れてみるのがおすすめです。単にテキストや本を読むだけでなく、自分の言葉を使ってアウトプットすることで、内容の理解を早められる可能性があります。
おもなアウトプットの方法には、以下のものがあります。
【ノートに要点をまとめる】
読んだ文章やテキストの要点を自分の言葉で簡潔にまとめる方法です。自分の言葉でまとめることで、重要な情報や概念を把握しやすくなります。
【家族や友達に説明する】
他人に勉強の内容を理解させるためには、自分の言葉で説明しなければいけません。そのため勉強した内容を他人に説明したり、教えたりすることで自分の理解を深められます。
アウトプットを行うことで、勉強した情報を自分の中で消化できるだけでなく、アクティブラーニングによって深い理解を得ることにもつながります。
まとめ
勉強が頭に入らない原因とおもな解決方法を解説しました。勉強が頭に入らないときには、集中力や勉強の効率を高めるために生活リズムや睡眠不足を解消する、仮眠を取る、環境を変える、難しい内容は基礎固めからはじめるといった方法が有効です。勉強をしてもぜんぜん頭に入らない、と感じたときにはぜひ紹介した解決方法を試して、効率のよい学習につなげましょう。
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