2023.08.20
「予備校」ってどんなところ?「学習塾」との違いを徹底解説します!

大学受験のための勉強をするところといえば「予備校」をイメージする方も多いのではないでしょうか。これから受験勉強を始める方や、すでに学習塾に通っている方のなかには「学習塾と予備校ってなにが違うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
今回は、学習塾と予備校の違いを徹底比較しました。これから大学受験への準備を検討している方も、ぜひ参考にしてください。
Contents
予備校ってどんな人が通ってるの?
予備校とは大学受験対策に特化した教育施設です。志望大学合格を目指す高校生や浪人生が通っています。なお大学受験だけでなく、国家試験、公務員試験、高卒認定試験など特定の試験や受験への合格に特化した予備校もあります。
予備校へ通うメリット・デメリット
予備校のメリットとデメリットをまとめました。
【メリット】
・競争相手が多く勉強へのモチベーションが上がる
・クラスやコースが分かれているため志望校のレベルに合わせた授業が受けられる
・学校の勉強ではカバーできない志望する大学に応じた対策ができる
予備校の最大のメリットが、レベルの高い授業を受けられることです。ライバルも多く、難関大学や学部の受験にもしっかり対策ができます。
【デメリット】
・授業料が高い
・自主性が強く求められる
予備校は学習塾と比較すると授業料が高い傾向にあります。
授業を受け身で聞くだけでなく、ある程度自分で勉強する必要があるため、やる気や自主性が十分にない場合は、予備校の効果を最大限に得ることが難しくなります。
「塾」と「予備校」の違いとは
大学受験を目指す予備校も学習塾も、「勉強をする・教えてもらう場所」です。両者を比較すると、次の要素で違いがあります。
・目的
・授業の形式
・講師との関係性
・対象の生徒
予備校と学習塾それぞれの違いを解説します。
目的の違い
予備校に通う目的
予備校に通う目的は、志望大学に合格することです。
生徒は全員、志望大学の合格を目指して予備校に入るため、展開する授業も大学受験に特化した内容となっています。特定の難関大学や、医学部などの入試に絞って対策を行っている予備校もあります。
学習塾に通う目的
学習塾に通う目的は、入塾する生徒によってさまざまです。予備校のように大学受験対策を行っているところもあれば、成績アップ、定期テスト対策、苦手克服、学習習慣を身に付けるためなど、受験対策以外の授業や指導を行っているところもあります。
入塾の目的によってさまざまなコースやクラスを設けている学習塾もあります。
授業の形式の違い
予備校の授業の形式
予備校で採用している授業の形式は、「講義形式」が一般的です。
学校の授業と同じように、講師が複数の生徒に対して一斉に授業を行います。授業を受ける生徒の人数が多いため、質問をその場で聞くことは基本的にはできません。しかし、授業終了後や空き時間に質問をしたり、補講を受けたりすることは可能です。
授業は一方的に展開されるため、受け身で授業を聞くだけでは大学受験対策の力は身に付きません。そのため、予備校に通う生徒は自主性がより求められます。
また、予備校では一般的に時間割が年度初めに固定されるため、個々の生徒のニーズや弱点に柔軟に対応することが難しい場合があります。ただし予備校によってはDVDやオンライン配信などで受けられる補講授業を提供しているところもあります。
学習塾の授業の形式
学習塾の授業の形式は、塾によってさまざまです。
予備校と同じように講義形式で授業を行うところもあれば、マンツーマンや少人数制の指導を行っているところもあります。
いずれの授業形式でも、予備校のように講師が一方的に授業を進めるのではなく、生徒の理解度や反応を見ながら授業を進めていく塾が多いです。授業中でも気になるところや分からないところがあればその場で質問できたり、生徒が理解していない様子ならもう一度説明したりなど、双方向でコミュニケーションを取って授業を進めていきます。
学習塾は塾によって生徒の人数が異なるため、時間割や補講についてもさまざまです。
講師との関係性の違い
予備校の講師
予備校は大学受験対策を目的としているため、講師も大学受験のプロが行っている場合がほとんどです。大学受験に特化した知識や対策方法を教える授業を展開します。
大人数の生徒に対してひとりの講師が授業を行うため、授業中をふくめて生徒と講師が直接コミュニケーションを取る機会は多くありません。そのため、講師と生徒の間に距離を感じることが多く、大学受験勉強も生徒の自主性が求められます。
学習塾の講師
学習塾は、受験対策のほか成績アップや苦手克服などを目的に通う生徒も多いため、受験対策のほか、学校での授業内容にくわしい講師も在籍しています。
授業や指導は生徒の理解度や反応に合わせて双方向でコミュニケーションを取りながら展開するため、おのずと講師と生徒の距離が近くなりやすいのが特徴です。授業だけでなく、講師が進路や勉強方法に関する相談に乗ることも多く、学校の先生のように生徒と講師の間に絆が生まれやすい傾向にあります。
対象の生徒の違い
予備校に通う生徒
予備校は、基本的に大学受験合格を目指す生徒を対象としています。そのため現役の高校生のほか、高卒生や浪人生など、さまざまな年齢層の生徒が集まっているのが特徴です。
授業の形式や講師との関係性などの予備校の特徴をふまえれば、次のような生徒に向いています。
・大学受験のための専門的な授業を受けたい
・すでに一定レベルの学力がある
・予習、復習が自主的にできる
・勉強管理や自己管理が得意
勉強のやり方はすでに身に付いていて、志望する大学へ合格するために計画的に勉強を進められる人は予備校に向いているでしょう。
学習塾に通う生徒
学習塾は受験対策は行っているものの、志望校合格のみに特化しているわけではありません。そのため、さまざまな目的に応じて小学生から高校生まで、幅広い学年の生徒が通塾の対象となっています。
授業の形式や講師との関係性などの特徴から、学習塾は次のような生徒に向いています。
・学校での成績を上げたい
・学校での授業についていけないのでサポートが欲しい
・苦手な科目を克服したい
・学習習慣を身に着けたい
・明確な目標が定まっていない(何をどう勉強していいかが分からない)
・自分から質問をするのが苦手
・自己管理や学習計画を立てることが苦手
学習塾は講師とコミュニケーションを取りながら勉強を進めていきます。講師からしっかりフォローを受けられるため「家での学習習慣が身に付いていない」「勉強の方法が分からない」「勉強についていけない」といった生徒にも向いています。
すでに学習習慣が身に付いていて「定期テストの順位を上げたい」など明確な目標を持っている生徒は、より学習塾での効果を発揮できるでしょう。
「予備校」か「学習塾」迷った時に意識するポイントは?
予備校か学習塾、どちらに通うべきか迷う人も多いですよね。すでに「大学の受験に特化した指導を受けたい」と明確に大学受験対策を目的としている、かつ高校生以上なら予備校が向いています。それ以外の目的で予備校か学習塾を検討しているなら、学習塾がおすすめです。
とはいえ、予備校や学習塾によって特徴が異なります。自分に合っている予備校や学習塾を見つけて通うことが、大学受験や成績アップなどの目的達成への近道となります。
自分に合っている予備校や学習塾を見つけるには、見学や体験授業などで実際の授業や指導の内容、講師の雰囲気を確かめることが重要です。
予備校と学習塾どちらへ行くか、どれに行くかなど迷っているときには、見学や体験授業を積極的に受けてみましょう。
子供の成績アップや受験に不安のある方はお気軽にご相談ください
興学社学園グループの特長の1つに、学習塾と予備校の両方を展開していることが挙げられます。
この2つの柱が存在することで、学力UPから受験対策まで、生徒の成長に合わせて適切な教育を提供することができます。また、成績アップはもちろんのこと、生徒へ最善の学習環境を提供するために、私たちは5つのポリシーを掲げています。
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・厳しい指導と楽しい授業を両立する「厳しいが楽しい塾」
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進学教室興学院
青梅地域に展開する小・中学生を対象とした学習塾です。
東大ゼミナール
千葉県に展開する小・中学生を対象とした学習塾です。
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多摩・八王子・相模原・稲城に展開するプリンス進学院の個別指導教室。個別指導と集団指導を選択できます。
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