2025.02.05

良いノートを作ることで中学校での勉強効率を上げられる!作り方のポイントや注意点を解説します!

小学校よりも学習内容が複雑となる中学校。授業の内容をしっかり理解するためには、日々の復習が重要です。日々の復習には、学校の授業のノートを活用しましょう。今回の記事では、復習や中学校の勉強効率を上げるための良いノートの作り方のポイントを解説します。ノートを作るうえでの注意点も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

良いノートを作ることで中学校での勉強効率を上げられる!

良いノートとは、内容が分かりやすくまとめられているノートのことです。良いノートを作ることで後から見直したときに分かりやすく、復習に有効活用できます。良いノートを作って、中学校の勉強の効率を上げましょう。

 

良いノートを作る前に以下のポイントをおさえておくことが重要です。

・ノートを作る目的を決めておく

・自分に合うノートを選ぶ

 

ノートを作る目的を決めておく

良いノートを作る前に、ノートを作る目的を決めておきましょう。今回の記事では復習に活用できる授業のノートの作り方を解説しますが、ほかにも苦手克服のためのノート、理解を深めたい単元のノート、自主学習ノートなど、用途によってノートに書き込む内容や、後で解説するレイアウトや見出しなどが異なってくるためです。

まずは何に活用するノートを作るか、ノートの目的と題材をしっかりと決めてから取り組みましょう。

 

自分に合うノートを選ぶ

ノートによって罫線の幅やタイプ、サイズなどが異なります。学校で推奨されているものがあればそちらを優先します。特にノートに決まりがない場合は、自分が使いやすいノートを選びましょう。

 

たとえば罫線の幅が広いタイプは大きく見やすいノートを作れますが、1ページに書き込める情報の量は少なくなります。罫線の幅が狭いタイプは多くの情報を書き込めるものの、情報を詰め込みすぎると見づらくなってしまいます。

また、綴りタイプのノートのほかにも、ルーズリーフタイプのノートもあります。ルーズリーフはページの順序を入れ替えられるため、特定の箇所や単元のみを見返したいときに便利ですが、せっかく書いた箇所を紛失してしまう可能性があります。

 

ノートを作る目的や使いやすさを考慮し、適切なノートを選びましょう。

 

ノートの作り方のポイント

良いノートを作る際に押さえておくべき、具体的なポイントを順に解説します。

 

①レイアウトを決める

まずノートのレイアウトを決めましょう。レイアウトを決めることで、よりノートを綺麗にまとめることができます。

ノートのレイアウトは科目や学習内容に応じて決めるのがおすすめです。たとえばさまざまな用語が出てくる教科なら用語を書けるスペースを設けたレイアウトにしたり、英語なら単語や英文、和訳と文法を書き込めるレイアウトにしたりなどです。

 

②見出しをつける

ノートを見やすく整理するために、次にページの先頭に見出しを付けます。見出しを付けておくことで、ノートの中で必要な情報をすぐに見つけられるようになります。後から見返した際に見たい箇所をすぐに把握できるでしょう。

 

見出しはページの先頭の部分に、テーマや教科書や問題集のページなどを書きます。また各見出しに同じ色のマーカーを引いて色分けしておけば、よりノートが見やすくなります。

ノートを書くときには、余白を意識することもおすすめです。できるだけ1行を簡潔に書き、行間を空ければ、ノートの文字が詰まりすぎずに読みやすくなるでしょう。

 

③色を付けて重要語句をわかりやすくする

ノートを作る際は色を付けるとわかりやすくなります。たとえば重要語句や説明、メモ書きなどで色を分けると、ノート内の情報を分かりやすく整理できるでしょう。

 

ただし、使用する色が多すぎるとかえってわかりにくくなってしまいます。ノートの中で使用する色は赤、青、緑などの3色程度にしましょう。そのうえで、赤は重要語句、青は説明、緑はメモ書きという色に役割を持たせる書き方がおすすめです。

どうしても色をたくさん使ってしまいがち、という人は文字は色分けせずすべて黒で書き、アンダーラインを引いて色分けする方法もあります。

 

④付箋を使う

付箋を使うのも、わかりやすいノート作りに役立ちます。重要な箇所に付箋を貼ったり、後で解決する疑問点を付箋にメモしておき、解決したら剥がしたりといった活用方法があります。付箋は色や大きさも種類が豊富にありますので、使いやすいものや、勉強のモチベーションが上がるものを選ぶのも良いでしょう。

付箋は貼ったら剥がれないようにするのも重要です。せっかく書いたメモや重要ポイントがなくなってしまわないようにしましょう。

 

⑤イラストや図表を利用する

ノートを作るうえで、イラストや図表を利用することもおすすめです。イラストや図表を利用することで複雑な内容を簡単にまとめることができます。たとえば歴史上の出来事を図表にまとめたり、英単語や化学式に関連するイラストを付けたりといったことで、見返す際に内容がわかりやすくなり、学習の定着にもつながるでしょう。

 

⑥自分の言葉を使ってまとめる

最後にノートを作るうえで大切なこととしてあげられるのが、自分の言葉でまとめることです。授業で先生から言われたことや教科書の言葉をそのままノートへ書くのではなく、きちんと自分自身で理解し、自分の言葉で書きましょう。たとえば先生の説明を要約したり、教科書の解釈を自分のまとめたり、といったようにです。

自分の言葉でノートにまとめることで、授業の理解をより深められます。また自分の言葉は記憶にも残りやすくなるため、学習を定着させやすくなるでしょう。

 

さらに、授業内で先生が重要な箇所やポイントを黒板に書かず、口頭のみで説明する場合があります。先生の言ったことで大事なことだと感じたら、黒板に書いていないものでもノートにメモを取る習慣を付けましょう。

大事なことだと感じたら、黒板に書かなくてもメモしておく習慣をつけましょう。

 

ノートを作る際の注意点

良いノートを作るためのポイントはあるものの、中学生ならではのノートを作る際に失敗してしまいやすいポイントもあります。覚えておきたい、ノートを作る際の注意点について解説します。

 

文字で埋めない

ノートの文字が多すぎると読みづらくなり、自分が求めている情報やポイントがどこにあるのかがわかりづらくなってしまいます。ノートを見返す際にも、空白が無くなると見づらくなってしまうでしょう。

ノートは文字のみで埋めるのではなく、空白を作ったり、表などを入れたり、ペンで色分けしたりといった視覚的に理解しやすい工夫を取り入れましょう。視覚的に整理されたノートは、復習の際に見返したときに、見やすく学習の理解も進みやすいです。

 

綺麗に作ることより内容が大事

特に几帳面な人はノートを綺麗に作ろうとしがちですが、ノートは書いた内容が大事になってきます。何時間もかけて図やイラストを丁寧に書いたり、ペンで色分けをしたりといったことにこだわると、かえって勉強の効率が下がってしまいます。ノートを綺麗に作ることに執着せず、見た目ではなく内容をしっかりと作るようにしましょう。

どうしてもノートの見た目や綺麗さにこだわってしまいがちな人は、ノートを作るのにかける時間を意識して作るのがおすすめです。

 

まとめ

中学生がノートを活用する重要性とともに、良いノートを作るポイントや注意点を解説しました。授業の内容を定着させ、勉強の効率を上げる為にも良いノートを作ることがおすすめです。レイアウトや見出し、色付けなどを工夫し、復習に活用できるノート作りをはじめてみましょう。

 

勉強に関する問題は興学社学園グループへ!

ノートの作り方をはじめ、勉強についての疑問点や問題があるときには興学社学園グループへご相談ください!興学社学園グループでは、講師と生徒の距離感が近く、勉強でわからないことがあれば、すぐに相談できる環境をご用意しています。また、自習できる環境もあるため、復習や苦手克服をしたい、部活と勉強との両立をはかりたい中学生にもおすすめです。お近くの教室にぜひお問い合わせください。